ライトゴロ

今回は、ライトゴロにスポットを当てます。

外野手の醍醐味(レーザービーム)1

補殺プレー(1)

MLBでも、2アウトランナー満塁、もしくは2・3塁で下位のバッターが打席に立った時は、外野手は浅めに守っています。ここで、強めの打球がライトに放たれた時、何の迷いもなく1塁へ送球しています。

先日も、巨人・阪神戦で亀井義行外野手が西勇輝投手がライト前へ放ったヒット性の打球を、ライトゴロに仕留めています。

この送球を写真で観てみると、

しっかり4シームで握って、

身体を目一杯使って送球してますよね?
学童野球でライトゴロは、比較的起こりやすいプレイではあるのですが、しっかり投げられるからこそです。

先日もこんな事を呟きましたが、

ボールの握り(外野手)

ワシ掴みや握り損ねではなく、しっかりボールを握って投げるからこそ、遠いところへも狙ったところへボールが行く確率が高くなる事を口酸っぱく言い続けたいと思います。捕球から送球へ向かうステップは実際2種類ありますし、それを教えた方が良いという意見もありますが、「握り損ねで送球がズレる位なら、握り直しに数ステップ費やしても投げる距離が縮まるから大丈夫」と伝えています。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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不思議な守備隊形2

北海道日本ハムファイターズが、今期開幕から積極的に行っている極端な守備隊形があるそうです。1シーズンの間に一度取り上げられるかどうかだと思ったのですが…

不思議な守備隊形1

先日も、オリックス戦(ほっと神戸)の初回2アウトランナーなしの場面で左打ちで引っ張る打球が多い3番打者の吉田正尚外野手を迎え、それまで三塁ベース付近で守っていた横尾俊建内野手が、小走りで1・2塁間のやや後ろに陣取ります。走者なしの場面で吉田正尚を迎えた際、「1・2塁間のゴロを抜くヒットが多い」という2018年までのデータを元にこの守備シフトを繰り返してきたそうです。今回はそれが見事にハマり、1・2間を抜けた打球を横尾が捕球し、ファーストへ送ってアウトにしました。

MLBで盛んだと言われる、一見不思議な守備隊形は相手打者を幻惑してスイングを崩すなどの狙いがあるそうです。日本ハムは、今シーズンから積極的に取り入れている様です。

この様なシフトを取るケースは、主な対象として各球団の中心打者である事、先発投手が狙い通りのコースに投げた場合、割合の多い打球方向をふさぐ狙いがあります。ただし、普通の守備位置なら取れた打球がヒットになるリスクもあり、作戦が裏目に出る可能性からチーム内でも反対意見があると思います。その中で一番重要なのは、その根拠をバッテリーがどこまで理解できるかなのでしょう。

公式記録は、サードの選手が捕球して1塁でアウトにしているので、サードゴロと記録されます…

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