クセ者の観察力2

以前、2019年シーズンより読売ジャイアンツで一軍内野守備兼打撃コーチとなった元木大介氏を取り上げた事があるのですが、

クセ者の観察力

一軍公式戦では3塁コーチャーに就いていますが、先日の試合でクセ者たる仕草を見せていました。

この試合では、ランナー2塁の場面で、亀井善行選手が3塁線に送りバントを試み、間一髪でセーフとなったプレイが起こりました。その際、2塁ランナーの山口俊投手がよろけるという珍事もあったのですが、元木コーチ咄嗟の判断で、サードの選手へ誤解を与える様にファーストへ投げる仕草を見せる場面がありました。(0分16秒辺り)

3塁コーチャーは2塁ランナーへの指示だけでなく、相手守備側が騙される様な声と大きなジェスチャーをしても、特にルール違反やモラル違反には当たりません。それこそ、野球という知識というよりは、経験が為せる知恵ですよね?
6年生選手もプレイの中で、フェイントを掛けるズル賢さを身に付け始めるので、コーチャーでの役割にも是非興味を抱いてください。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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リタッチとタッチアップ4

前回に引き続き、リタッチとタッチアップについて呟いてみたいと思います。

リタッチとタッチアップ3

0アウトもしくは1アウトランナー3塁の場面で、ライト方向へフライを打ち上げ、その打球をセカンドの選手がライトの守備範囲に迫る程追い掛けて捕球するケースです。

半身の体勢でボールを追う事はあっても、ホームベースに背中を向けたまま捕球するプレイは、殆どお目に掛かれないでしょう。例えば、

 では、次の映像はいかがでしょうか?

3塁ランナーがリードの体勢を保ったまま、打球方向が一番観やすいのはセカンド・ライト方向の打球なんですね。だから、3塁ランナーに求めたい事があります。

– フライ・ライナーが飛んだら、迷わずリタッチする(ハーフウェイは本当に必要?)

つまりですね、フライ・ライナーの後ろへ下がりながら捕球すると、体勢的にも本塁方向への送球がしづらくなるんです。体勢を立て直すためには、いつも以上に助走のためのステップが必要という事です。学童野球でここまで深く追う選手はそう居ないという意見があると思いますが、セカンドという守備位置から、タッチアップという事は想定外なのかもしれません。シートノックでのフライの捕球体勢で、もし最後の1歩で脚が伸びきる選手がいたら…

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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