リタッチとタッチアップ3

久々にこの話題に触れてみたいと思います。

リタッチとタッチアップ2

0もしくは1アウトランナー2・3塁の場面で、ライト方向へフライを打ち上げた場合、2人のランナーはハーフウェイから一度元居たベースへ戻ると思います。もし、自分が3塁ランナーだったら、こんな走塁を思い付くでしょうか?

ライトの選手は、浅めのフライを捕球したら、2塁ランナーの飛び出し2塁へ返球します。次の塁を狙う意識の高い選手なら、すでにリタッチ(帰塁)している3塁ランナーは、エラーや内野返球のもたつきがあれば、ラッチアップ(本塁へ走る)を試みると思います。 楽天イーグルスの辰巳涼介選手は、ライトから2塁にカバーへ入ったショートへの返球タイミングを計りながら、その隙を突いた見事な走塁です。このプレイは1アウトランナー2・3塁の場面です。特に0分15秒辺りに注目してほしいのですが、3塁ランナーとして一番大切な事、それはすぐにリタッチしてタッチアップを狙っているところを是非参考にしてください。

次回は、3塁ランナーがライト方向へフライを追ったセカンドの隙を突けるかについて、触れてみたいと思います。

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バントの掟3

バントの掟と称してバントの大切さを、これまで何度か呟いてきました。

バントの掟2

バントって地味な技術だと思いますが、バント練習でバットの芯にボールを当てられない選手ほど、その後のノックでも捕球ミス(エラー)をする回数は多いですし、打撃練習でも芯で捉える打球は少ないのが特徴だと思います。選手達へは、どんな当たり方でもバントが決められれば良いのはなく、どうバットに当たったかにも拘る様にしています。
バントをしっかり決めるためには、基本となる約束事を伝えていますが、それでも「当てられれば良いんでしょ?」と甘く考えていると、こんな悲劇が待ち受けています。
ワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザー投手は、現役最強投手と言われるだけの素晴らしいボールを投げ込んできます。その一方で、彼のバント練習はショートコントの様な、それはそれはヒドい内容に映りませんか?

検査の結果、鼻の骨が折れてしまったそうです。こんな痛い思いをする前に、バントの基本を見つめ直してはいかがでしょうか?

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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