フェアとファール

塁審、特に1塁審もしくは3塁審で求められる役割の1つに、フェア・ファールの判定があります。
1塁ベース・3塁ベースから本塁側の判定に関しては、球審が担当するのが通例ですが、内野手が球審に背を向けた状態で捕球するケースでは、塁審が替わって判定を下します。
先日、フェアとファールについて特集した動画が公開されました。

ファールとコールされるまで、バッターランナーと塁上のランナーは、次の塁へ向かって全力疾走するべきですし、内野手もしっかり送球をするべきだと考えます。
もし、バッターが勝手にファールと判断して1塁へ向かう事自体を怠ると、こんな事が起こり得ます。

珍しい守備妨害2

試合慣れしてくると、フェアかファールを予想しながらプレイする選手がいますが、判定結果に左右されずに次のプレイへ全力を注いでください。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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ダブルプレイ3

今回ご紹介する2つの動画では、6ー4ー3というダブルプレイを取り上げているのですが、

参考になると感じたプレイは、ショートではなくセカンドを守る選手のスムーズな送球へつながる捕球体勢です。

セカンドの選手は、ショートからの送球を2塁ベースでフォースアウトにする必要があるので、2本ある脚のどちらかで2塁ベースを踏まなければなりません。フォースアウトにするだけであれば、左脚だろうが右脚だろうが、しっかり捕球してベースを踏む事が目的となります。
ここで、2つ目のアウトを奪うには、捕球後直ぐに1塁へ送球する事が次なる目的です。そうなると、送球動作へ素早く移れるかどうか、送球につながる捕球体勢を取る事が非常に重要となります。解説者のビル・リプケン氏も、ショートからの送球を正面で受ける事、予め軸脚(右脚)を少しだけ引いた状態でベースの後ろを踏んでいるために、左90度先の1塁ベースに向かって無理なく身体を開いて送球した、ブライアン・ドージャー選手のプレイを絶賛していましたよね?
以前、2塁ベース上で捕球から送球体勢へ素早く向かえる様になるためには、セカンドとショートの選手には次の動作を知っておいた方が良いと呟きましたけど、

3つのピボット

素早く動くためには2本の脚を使ったスムーズなフットワーク(ピボット)動作を知っておく事、その目的を知る事が何よりも大切になってきます。学童野球でダブルプレイを完成させるためには、ランナーを交えた練習と成功事例を積み上げる必要がありますが、まず内野手を目指す選手には、この送球動作に入る前の捕球体勢について興味を抱いてほしいなと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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