打者が打球に触れるって事は?

このお題、大きく分けて3つのケースが考えられます。

①打者が自分の打った打球にファウル地域で触れたら →
 打者の打球が打者のスパイクなど打者の身体に当たったら(自打球)ファウルです。塁上に走者がいれば、元の塁に戻されます。
 また、バントをした時、打球が真下に飛び再度バットに当たる場合もあります。これは「二度打ち」になりますが、ファウルと判定されます。

②打者が一塁に進もうとしたとき、ベース付近のフエア地域で打球に触れたら →
 ケース1.打者の足が片足でもバッターボックス内にあれば、ファウルです。
 ケース2.打者がバッターボックスの外のフエア地域で打球に触れたら、打者アウトです。  

③打者が一塁に進もうとしたとき、フアウル地域で打球に触れてたら →
 ケース1.打者がフアウル地域で打球に触れたら、ファウルボールです。
 ケース2.打者が故意に打球に触れた場合、打者アウトです。

つまり、自打球を除いて、ピッチャーや野手より先に触れてはいけないという事になりますね。特に、フェアとなった打球が、ピッチャーを含む野手が触れる前にバッターに触れてしまうと、アウトになってしまう訳ですから…

次回は、「ランナーに打球が当たった場合」をまとめてみます…

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ライン引きとスリーフットレーン

グランド練習が始まる前に行う事、それは倉庫からの道具出しに始まり、バックネットの設置などがあります。でも、バッターボックスと1塁/3塁線にまっすぐな白いラインが引かれると、「いよいよ、始まるぞぉ!」という気持ちにさせられます。
ところで、ホームベースから一塁ベースに掛けて一本のラインの他に、長〜い長方形の形をしたラインを見かけますよね? これは、“スリーフットレーン”と言います。
1塁に向かって走る打者はこのレーンの中、もしくはそのライン上を走らなければならない決まりがあります。厳密には、そこから外れて走ってもアウトにはなりませんが、内野からの送球に走者が触れた場合は、守備妨害でアウトになります。
通常は、塁審がどう1塁に走り抜けて行くのかを確認するそうですが、ランナーが3塁から本塁に向かってくるケースでは、1塁塁審が主審に代わって確認をする必要があるのだそうです。し、知りませんでした…
この“スリーフットレーン”は、1塁から11.5M手前の位置からありますので、ちょうど本塁と1塁の距離(23M)の半分になります。
3foot-line
では、このレーンが現れるまでの前半部分はどう走るべきかというと、1本のラインの左側(フェア側)でも右側(ファール側)のどちら側に走っても構わないのです。右打者であれば、フェア側を最初に走ってから、“スリーフットレーン”の中を走り抜けた方が、セーフになる確率は少し高くなるのかも知れませんね。選手達がどの様に走り抜けて行くのか、そのラインを律儀になぞりながら走る選手はいるのか、今度注意深く観てみるか!

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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