球遊びと自己暗示

今日は、新庄剛という選手から、何か学んでみようかと思います。
阪神在籍時代に春季キャンプでピッチャーに挑戦したり、一打サヨナラの場面で敬遠球をヒットにしてみたり、オールスターゲームでホームスチールしてみたりと、他の人が真似できないプレーが思い出されます。決して華々しい成績は残してはいませんし、彼を取り上げてきたマスコミも、どちらかというと彼のプロ野球選手らしからぬ言動をクローズアップしていたためか、彼に対する好き嫌いは、ハッキリ分かれるかと思います。まぁ、子供達が宇宙人的な彼の言動だけを真似てもらっても困るかな?
ただ、彼の守備範囲と地肩の強さは、今もトップクラスと語り継がれている事、グランドに出れば常に全力でプレーしている姿を否定する人は少ないですね。

さて、「日本の野球とメジャーのベースボール、新庄さんにとって違いはありますか?」というインタビュアーの問いに対する、彼の答えを是非聞いて下さい。3分59秒後あたりからです。

インタビューを聞いていると、プレーに対して自らを暗示に掛けていたんですね。
当時、「無謀」とまで揶揄されたにも関わらず、なぜメジャーで活躍できたのか、これを観て少し理解出来た気がします。人一倍、「野球を楽しんだ選手」選手だったと感じました。試合になるとハートの弱さが体から滲み出てくる様な選手や、野球そのものをストイックに考え過ぎてしまう様な選手は、参考になるところがあるかと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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ジャッジに至る過程

昨晩閉幕したソチ・オリンピックでは、アスリート達の見事なパフォーマンスが随所に観られ、思わず夜更かししてしまう日が何日かありました。スピード競技であれば、タイムによる自動計測が行われますので、最速の選手が最強になりますから、誰もが納得の結果と受け取れます。しかし、採点が伴うフィギュアスケートやモーグルでは、「審査員による母国選手や有望選手に対する採点の偏りがある」様なシーンがあり、少し残念な気持ちになりました。
さて、野球における審査員は、他の競技と異なり、プレーヤーの評価するという仕事はありません。瞬時に起こるプレー1つ1つに正確なジャッジが求めらるわけですが、時としてミス(誤審)があります。野球マニアによる誤審を集めた編集動画を紹介しますが、拙的にはジャッジをした立ち位置に注力して観ました。

今週末は、遠征先の小学校のグランドで試合がありますので、フォルコンズからは塁審(1塁と3塁)を担当します。選手だけでなく、審判員としても試合勘を取り戻すことに、しばらく時間を要しそうです。
しかし、先日の練習試合では、主審(球審)を務めた事もあり、寒さも手伝って余計な力が入ったのか、両腿と背中に心地よい(?)疲労が残っています…

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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