球遊びと自己暗示

今日は、新庄剛という選手から、何か学んでみようかと思います。
阪神在籍時代に春季キャンプでピッチャーに挑戦したり、一打サヨナラの場面で敬遠球をヒットにしてみたり、オールスターゲームでホームスチールしてみたりと、他の人が真似できないプレーが思い出されます。決して華々しい成績は残してはいませんし、彼を取り上げてきたマスコミも、どちらかというと彼のプロ野球選手らしからぬ言動をクローズアップしていたためか、彼に対する好き嫌いは、ハッキリ分かれるかと思います。まぁ、子供達が宇宙人的な彼の言動だけを真似てもらっても困るかな?
ただ、彼の守備範囲と地肩の強さは、今もトップクラスと語り継がれている事、グランドに出れば常に全力でプレーしている姿を否定する人は少ないですね。

さて、「日本の野球とメジャーのベースボール、新庄さんにとって違いはありますか?」というインタビュアーの問いに対する、彼の答えを是非聞いて下さい。3分59秒後あたりからです。

インタビューを聞いていると、プレーに対して自らを暗示に掛けていたんですね。
当時、「無謀」とまで揶揄されたにも関わらず、なぜメジャーで活躍できたのか、これを観て少し理解出来た気がします。人一倍、「野球を楽しんだ選手」選手だったと感じました。試合になるとハートの弱さが体から滲み出てくる様な選手や、野球そのものをストイックに考え過ぎてしまう様な選手は、参考になるところがあるかと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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