魂を込めて (投手編)

今回は、楽天イグールスの則本投手を取り上げます。
三重中京大学時代の2012年、ドラフト2位指名を受け、翌年は新人ながら開幕投手を務めました。チームとしては、2007年の田中以来2人目のパリーグ最優秀新人(新人王)を受賞。気迫を前面に押し出す投球スタイルで、拙の息子の憧れでもあります。しかしながら、彼自身がエリート街道を歩んで来なかった事は、非常に興味深いです。
昨年の日本シリーズ第5戦を東京ドームで観戦しましたが、その時リリーフ登板した彼のピッチングには魂が感じられ、思わず見入ってしまいました…

則本投手にとっての憧れは、自身と同じ14番の背番号を背負った元広島カープの津田恒実投手を挙げています。

津田投手は、拙も強く印象に残る選手の一人です。現役最終登板が巨人戦で、らしくないピッチングをして途中降板したゲームを、バッターの原辰則(現監督)の手首を骨折させる程のストレートを、その両方をオンタイムで観ておりました。オンタイムで中継を観る機会が、この数年の激減しています。本当に残念です…

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ストライクゾーンへの想い

昨年末に行った座学で、ストライクゾーンは立体的なんだと伝えたつもりなのですが、特にバッターは自分とのホームベースとの距離感の把握に努めてほしいです。ここだけは、コーチが教えるという領域ではなく、本人の感覚だと思います。いわゆる、空間認知能力というやつです。バッターから一番遠いところに来る外角球は、まずその辺の見極めが出来てから、打ち方をコーチ達に教われば良いのかなと… 低学年の選手何名かに、ある事をグランドで実践したのですが、継続すると効果はありそうです。拙の息子も、この練習を暫く続けた事で選球眼は良くなったと言ってます。確かに、見逃し三振はなくなりました。
さて、ちょっと昔の動画ですが、当時のプロ野球選手がストライクゾーンについて大いに語っています。
http://www.youtube.com/watch?v=M75sHrA5Heo
登場しているプレーヤーがみんな若いです。現役で残っているのは、谷繁選手(兼任監督)だけというのも興味深いです。
この動画の最後の方で、球審としても参考になる事を小宮山元投手が語っております。
そう言えば、今日対戦した相手チームの球審は、高めを取る傾向にありました。全軟連としても、子供達が気持ち良くスイング出来る高さを、ストライクゾーンにしたいという事だそうです。新人公認審判向けの実地講習会(3月21日の)で、改めて確認してきます。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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