今回は、楽天イグールスの則本投手を取り上げます。
三重中京大学時代の2012年、ドラフト2位指名を受け、翌年は新人ながら開幕投手を務めました。チームとしては、2007年の田中以来2人目のパリーグ最優秀新人(新人王)を受賞。気迫を前面に押し出す投球スタイルで、拙の息子の憧れでもあります。しかしながら、彼自身がエリート街道を歩んで来なかった事は、非常に興味深いです。
昨年の日本シリーズ第5戦を東京ドームで観戦しましたが、その時リリーフ登板した彼のピッチングには魂が感じられ、思わず見入ってしまいました…
則本投手にとっての憧れは、自身と同じ14番の背番号を背負った元広島カープの津田恒実投手を挙げています。
津田投手は、拙も強く印象に残る選手の一人です。現役最終登板が巨人戦で、らしくないピッチングをして途中降板したゲームを、バッターの原辰則(現監督)の手首を骨折させる程のストレートを、その両方をオンタイムで観ておりました。オンタイムで中継を観る機会が、この数年の激減しています。本当に残念です…