振って慣れる2

その昔、小学6年生の選手に元プロ野球選手の投げる140kmのボールを打ち返すことができるのか? という検証番組が放映されました。登場する人達の風貌から、10年近く前と想像します。村田兆治氏に挑戦できる選手は、1名です。リトルリーグに所属の6年生選手4人の中から、選抜されたバッターは意外にも142cmと小柄な男の子でした。画面を通じて、失礼ながら強打者という雰囲気は全く感じられません。しかし、落合氏に可能性を見出され、バッティングセンターでマシンが放つ140kmのボールを10日間(2000スイング)振り抜いたこの少年に、本番の対決で衝撃の結末が訪れます。
これからの季節、学童Aチームの投手は春先とは異なり、ドンドン球速が増してきます。この動画を通じて、試合中にバッターボックスの中で迷ったり、打撃に自信を抱けない選手は、向かってくるボールに対して振って慣れることが、スイング軌道や体を動かすタイミングなどの細かい技術以上に大切であると感じてください。

ほとんどバットを振らずに三振してベンチに戻る時ほど、悔いの残る結果はありませんよ。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

カテゴリー: 今日の独り言 | 振って慣れる2 はコメントを受け付けていません

振って慣れる1

今シーズンは、高卒2年目にして豪快なスイングで2ケタ本塁打を放っている森友哉(西武/19歳)選手や、絶対的守護神として進化を続ける松井裕樹(楽天/19歳)投手、さらには開幕戦で代打本塁打を放った関根大気(←ココをクリック: DeNA/19歳)選手など、10代プレーヤーの活躍が目立っています。これまで、松坂大輔(ソフトバンク)投手田中将大(ヤンキース)投手藤浪晋太郎(阪神)投手に代表される、「高卒1年目から活躍する投手」ではなく、「10代野手」の活躍に注目が集まっています。その中で、もう一人のダイキ?(←ココをクリック) で一度取り上げたルーキーがいます。史上2人目となる1軍デビュー戦から4試合連続安打を放った浅間大基(日本ハム/18歳)選手です。
横浜高校から昨年ドラフト位で日本ハムに指名され、現在1軍で躍動している姿をご覧下さい。

特に、ファーストストライクを積極的に振っていくことに意識がある様です。(3分18秒あたり)

1軍投手の投げるボールを打ち返す技術もスゴいのでしょうが、個人的には振って慣れるという言葉が強く印象に残りました。
さて、浅間選手以外にも、オリックスの駿太選手は1年目に高卒ルーキーとして52年ぶりとなる開幕スタメンを果たしましたし、日本ハムの核弾頭として活躍している西川遥輝選手も2年目に71試合に出場しました。また、昨年193安打を放った山田哲人選手も1年目のクライマックス・シリーズで高卒新人野手初となるスタメン出場を飾っています。

交流戦は終わってしまいましたが、オールスターにはどれだけ若い選手が選ばれるのか、すごく楽しみです。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

カテゴリー: 今日の独り言 | 振って慣れる1 はコメントを受け付けていません