その昔、小学6年生の選手に「元プロ野球選手の投げる140kmのボールを打ち返すことができるのか?」 という検証番組が放映されました。登場する人達の風貌から、10年近く前と想像します。村田兆治氏に挑戦できる選手は、1名です。リトルリーグに所属の6年生選手4人の中から、選抜されたバッターは意外にも142cmと小柄な男の子でした。画面を通じて、失礼ながら「強打者」という雰囲気は全く感じられません。しかし、落合氏に可能性を見出され、バッティングセンターでマシンが放つ140kmのボールを10日間(2000スイング)振り抜いたこの少年に、本番の対決で衝撃の結末が訪れます。
これからの季節、学童Aチームの投手は春先とは異なり、ドンドン球速が増してきます。この動画を通じて、試合中にバッターボックスの中で迷ったり、打撃に自信を抱けない選手は、向かってくるボールに対して「振って慣れる」ことが、スイング軌道や体を動かすタイミングなどの細かい技術以上に大切であると感じてください。
ほとんどバットを振らずに三振してベンチに戻る時ほど、悔いの残る結果はありませんよ。
まぁ、拙の独り言なんですけどね…