1球で仕留める

フリーバッティングの際、次の1球を仕留めるつもりで!との声掛けに対し、応えようとする選手の大半は、集中はしているものの、余計な力が入ったスイングになりがちです。もしこれが実際の試合で、バッターボックスに入った初球(1球目)に対し、監督から(ストライクなら)打って良しという指示なり、サインなりが出たらどんなことが頭をよぎるのでしょうか? いつも心掛けているスイングですかね? タイミングですかね? それとも、頭の中は真っ白になるのでしょうか?

その日の調子が悪く、グランド練習で上手く打てなかった時や、対戦予定相手のピッチャーを苦手に感じた時こそ、試合前日は、ヒットやホームランを打っている選手の動画を観まくってほしいと思います。観ていると、不思議と自分も打てる様な気がしてきます。バットを振って試したくなります。例えば、こんな当たりはいかがでしょうか?

さて、グランドでのフリーバッティングやバッティングセンターにて打ち込みを始める時の選手達は、意気込んでバッターボックスに立ち、これから向かってくるボールを今か今かと待ちます。
ここで、何か特別に心掛けていることはありますか? 例えば、あるプロ野球選手はこんなルーティン(決まり事)を実践しています。

彼のルーティンには、特徴があります。まず、1球目は少々ボール気味の球でも全力で振っていきます。そして、2球目バントをします。最近の注目の高さも手伝い、ソフトバンクホークス柳田選手のフリーバッティングを動画で複数観ることができます。そのいずれも、1球目2球目はこのパターンでした。恐らく、ネクストバッターサークルで「こういうボールなのかな」という感覚で打席に入り、まず1球目がどこまで合わせられるかを試して、2球目はバントで球筋を確認するという作業を毎回行っている様な気がします。もし、1球目2球目で感じるギャップ(違い)が少なければ、その打席での結果は良い方向になりそうですよね。
自分の打席における1球目の大切さを感じながら、ネクストバッターサークルやゲージの外でも集中してみてください。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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しゃべるバット

おしゃべりするバットをご紹介します。東京ビッグサイトで先日まで開催された東京おもちゃショー2015でも話題となった新製品で、BANDAIからまもなく発売されます。スイングベースボールバットに組み込まれたスピーカーから、試合の様子を音声実況してくれて、実際にバッターボックスに立ったような気分でスイングができます。実際にスイングをすると、3D加速度センサーがスイングから速度やタイミングを認識して、ホームランやフライ、空振りなどを判定してくれるそうです。自分のバッティングに合わせて、試合状況が変わってくるわけですが、読売ジャイアンツの有名選手やコーチ、原辰徳監督ら37人の名前を音声収録してあるので、好きな選手のつもりになって内蔵スピーカーから流れる実況風の音声にあわせて、臨場感あるバッティングが楽しめます。いやいや、すごい時代になりました。
スイングベースボール_やり方対象年齢が6歳以上となっていますが、サッカーボールを蹴り始める4~5歳児に是非使ってもらって、野球に対する興味を抱いてほしいですよね!
さて、野球面白CM(←ココをクリック) で一度取り上げた、稲盛亜美さんがこの製品向けに制作されたPV(プロモーション・ビデオ)に登場し、華麗なスイングを披露しています。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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