先月末公開のTOYOTAの新CMが、大変な話題になっています。街中で野球が繰り広げられるこのCMは、北九州の小倉で撮影されました。YouTube画像は海外でも取り上げられ、現時点で640万を超える再生回数に至っています。今回紹介するのは、TVで流れるCM本編と、そのメイキング画像です。
AR(Augmented Reality:拡張現実)を意識した演出で、街中の至るところに設置された「G’s」ボタンを押すと、通行人同士がいきなり野球対決を始めるというシーンが続きます。老若男女問わず、野球経験者を想像させる人たちが次々に登場し、かつて読売ジャイアンツに在籍していたウォーレン・クロマティー氏もチョイ役で出てきます。中でも、CM本編の後半(1分40秒あたり)に登場する女性バッターのスイングに注目が集まり、ネット上で紹介されています。
彼女の名前は稲村亜美さん(19歳)で、経歴は予想通り、小学校1年~中学3年まで野球に打ち込んだそうです。特に、中学校の3年間はシニアリーグに在籍していたというから、スイングの鋭さにも納得がいきます。この対決シーンは、「野茂投手 vs. カブレラ選手の対決」というAR的な演出なんでしょうか?
作り手の野球への愛情を感じる、面白CMのご紹介でした…