スイングと死球

先日、学童チームのお父さんコーチ達と反省会と称した飲み会に参加した際、とあるルールについて質問を受けました。

「スイングしに行ったボールが手に当たって、ピッチャーフライになった場合、アウトの判定は正しいのか?」

そもそも、手に当たったのでボールデッド、そしてスイングしてバットに当たっていないので、空振り(ストライク)と球審には判定して欲しかったのですが、嘆いても仕方がありません。この場を借りて、整理しておきます。
似た様なプレイが、ごく最近にプロ野球の試合でも起きてました。

中日ドラゴンズのアレックス・ゲレーロ選手のケースでは、0ボールストライクからの投球に対して、スイングを試みましたがボールが肩に直撃し、ファールゾーンに転がっていきました。治療のため一旦ベンチに下がった後、代打の松井佑介選手がバッターボックスに入った時、ボールカウントは0ボールストライクと表示されています。

もし2ストライク後に、このプレイが起こった場合は空振り三振となります。
このケースでは、以前に一度触れています。

死球から三振に

スイングしたにも関わらず、バットにボールが当たらなかった場合は、フェア・ファールゾーンのいずれの場所にボールが転がってもボールデッドになります。
このプレイに併せて、塁上にいるランナーが盗塁を企てていた場合は、元の塁に戻る必要があります。

カテゴリー: 野球のルール パーマリンク