ボールの握り(外野手)

前回、こんな事を呟いてみたのですが、

外野手の醍醐味(レーザービーム)2

小学生のキャッチボールで最近意識をしてもらっているのは、ボールの握りです。距離を取っても、ある程度狙ったところへ投げられる様になってきたので、外野からの本塁への返球を兼ねて、遠投を取り入れてみたところ、一つ気付いた事があります。それは、身体を大きく使って投げようとしたり、ステップを気にするのは良いのですが、握りが滅茶苦茶だという事です。次の動画では、その握りについての大切さを説明してくれています。

理想は4シームです。観察していると、近い距離では人差し指と中指は4シームの位置にくる様になってはきましたが、親指の置き場所がその2本の指の真横に置く選手がまだ多い事に驚かされました。まるで、シンカーの握りの様です。

距離が出る程、送球精度を保つのは確かに難しいのですが、シュート回転するのは握りに原因があると思うのです。外野手に限って言えば、ボールを捕ってから送球へ移るまでのステップが大切と解説するサイトや動画を目にするのですが、個人的には4シームでしっかり握り替えるために、そのステップが1〜2つ増えたとしても、構わないと考える様にしています。選手達には「ステップが増えた分、本塁には近づけるので良い送球を期待できる」と伝えています。これはあくまでも外野手がボールを返球する場合です。

まぁ、地道に続けてもらいましょうか…

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外野手の醍醐味(レーザービーム)2

前回、イチロー選手の事を触れたのですが、彼の代名詞といえば…

外野手の醍醐味(レーザービーム)1

レーザービームなのですが、MLB開幕戦(東京ドーム)でライトを守るイチロー選手のスローイングは鳥肌モノでした。

サードを守るリオン・ヒーリー選手がベースから動く事なく、出したグラブに収まる送球は凄いの一言です。フォルコンズのグラウンド練習でも、キャッチボールの仕上げとして、外野からの遠投を取り入れる様にしました。身体を一杯使えば、ノーバウンドで届く選手も増えてきています。でも、ただ思い切り投げるのではなく、ステップが増えても良いからボールの握りを意識する事を言い続けています。ボールの握り替えのために1ステップ増えたとしても、その分良いボールが行きますし、その結果アウトにできる確率が上がると思うからです。狙って遠くへ投げられる技を目指してほしいと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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