投球制限の導入

4月ともなると、日照時間が長くなっている事を肌で感じます。夕方6時近くになっても、薄暗さを感じないですものね?
さて、2014年シーズンが始まってから大凡1ヶ月が経過し、週末の至る所で公式戦(リーグ戦)が繰り広げられています。そんな中、子供達の肩や肘の障害を防ぐため、マウンドにあがる投手に対して、今期から次の様な規定が導入されていますので、一度整理をしておきます。

<学童野球>
– 1日イニングまでとする。ただし、特別延長戦の直前のイニングを投げ切った投手に限り、1日最大イニングまで投げることができる
– 学童部3年生以下にあっては、1日イニングまでとする
– 投球イニングに端数が生じたときの取り扱いについては、3分の1回(アウト1つ)未満の場合であっても、1イニング投球したものとして数える

と、ここまでが規定(原文)となります。ただですね、四死球を連発してしまうケースに出くわしますと、1イニングを投げ切るのに、40球程度要するピッチャーもいます。個人的には、球数についても具体的な規定が導入を検討した方が良いと思いますが、当面は自チーム内で管理していくしかないのでしょうね。

参考までに、中学野球においても同様に、今期から次の規定が導入されています。
<中学硬式野球>
– 1日 イニングを超えて投球することはできない。ダブルヘッダー等1日2試合以上あるときも同様とし、1日でイニングとする
– 2日間で2試合または3試合に連投した場合、及び3日間で3試合に連投した場合、合計で10イニングを超えて投球することはできない
– 2日間または3日間連投10イニングを投球した場合、翌日投球することはできない。また、10イニングスに達していなくても、ダブルヘッダー等も含め2日間または3日間で3試合に連投した場合、次の試合及び翌日投球することはできない
– 1イニングの投球が完了していない場合(0/3、1/3、2/3 回)も切り上げてイニングとする
ノーゲームになった場合も投球イニングはカウントされる

先日も書きましたが、高校野球に対しても同様の措置を導入すべきと考えます。
さぁ~て、明日は広々グランド(宇奈根)で有馬フレンズとの練習試合です。

公認審判用のスラックスの裾上げ、明日までに間に合うかな…

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もう一人のダイキ?

気が付けば、春の選抜も準々決勝(31日現在)まで進んでしまいました。今日のから決勝までは、3日連続で試合が続きます。出場校の遠征/滞在費用の工面は大変だと思いますが、選手の体調を考えると、決勝戦前にもう1日休養日を与えた方が良いと思うんですよね… 彼らの将来を考慮してあげる気持ちがあれば、高野連や協賛する朝日新聞も、資金援助などを含めて、何らかの対策を講じる時期に来ていると思います。
さて、読売ジャイアンツが今秋のドラフト1位候補選手として、横浜高の浅間大基外野手をリストアップしている事をスポーツ紙を通じて知ったので、今回取り上げてみました。
浅間選手は、昨夏の神奈川大会準々決勝で、桐光学園の松井祐樹投手(現楽天)から、決勝2ランを放ったことが、その名を全国区に広めるキッカケとなります。(選抜開幕時点で)高校通算22本塁打の左のスラッガーです。新宿区生まれの彼は、小学1年生ら軟式野球を始め、牛込一中時代は新宿シニアに所属。投手兼外野手として中学3年春夏に全国8強を経験し、AA日本代表でU-16世界選手権に出場という経歴の持ち主です。「3番センター」として出場した昨夏の甲子園では、初戦となった丸亀(香川)戦で左に右に打ち分けて、5打数5安打を記録しました。プロのスカウトも、「バットコントロールは高校生離れしている」と評しているそうです。そんな訳で、彼の打撃の動画を2つピックアップしてみました。

<昨年秋の打撃フォーム>

<松井祐樹投手から放つHR: 5分28秒あたり>

横浜高は、昨年の甲子園で、スタメン9名の内8名が2年生という布陣で臨み、話題を呼びました。この春の大会では、大会6日目に八戸学院光星(青森)と対戦しましたが、レギュラー捕手の欠場という事態が影響したのか、初戦敗退を喫しました。夏の県予選から、改めて注目してみたいと思います。

今シーズンは、西野川小に通う「もう一人のダイキ」にも、是非注目して下さい…

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