バットの手入れ

公式戦のジャッジに公認審判員が参加すると、試合前に両軍ベンチの用具チェックを実施するのですが、大抵の場合、このお仕事はシートノック中に行われます。
ヘルメットが割れていないか、内側のスポンジがヘタっていないか、またバットの凹みがないか、グリップテープにホツれや切れている箇所がないかどうかを確認します。
金属バットにはJ.S.B.Bのマークが入っていることが必要で、選手名などをテプラで貼り付けることは許可されていません。
この夏休みにしっかりとバット振った選手程、グリップテープは擦り減るものですが、試合でしっかりバットを逃げれなければ打席で良い結果を出すことは難しくなります。
この動画では、初めての人でも解るグリップテープの巻き方を紹介しており、汚れ落としについても少し触れています。

練習から戻ってきた後、グローブとスパイクの手入れをしていると思いますが、これにバットも仲間に加えてみてください。

選手達が試合で使用するバットについては、次回もう一度触たいと思います…

カテゴリー: 公認審判員への道 | バットの手入れ はコメントを受け付けていません

観て感じて

宮前区は秋季大会が閉幕し、5年生6年生選手からの選抜による連合チームが結成されました。
同時に各チームは、来年主役となる5年生メインのチーム作りが少しずつ始まろうとしています。どのチームも2016年は6年生の人数が少ないこともあり、Aチームで試合に出場した5年生が多くいました。夏休み前後から投手として仕上がってきた6年生のボールを、力強く打ち返すことが難しく感じたと思いますが、この経験は翌年に必ず活きます。
6年生が抜ければ、内野を中心としたポジジョンも空席となりますよね? さて、5年生選手は今現在どの様な目標を思い描いているのでしょうか? 様々なチャレンジができる、短くて貴重な時期だと思うのです。守備に関しては、数をこなしただけ上手くなっていきますが、野球を始めた頃とは異なり、自身の成長曲線が鈍くなったり、後から野球を始めた仲間に追い付かれてしまったと感じる最初の時期でもあります。今回は、ただボールを捕れる様になれば良いのではなく、どうすればエラーを少なく、試合でボールに向かっていけるかを取り上げてみます。
とは言っても、具体的に語ることはしません… この動画を観て、まず色々なことを感じて欲しいと思います。

ノッカーが放つ打球は決して速くはありません。ボールの正面に入るまでに、今宮健太選手はどの様に脚を運んでいるか動いているかを是非観て感じてください。
「これ、自分の意識にはない動きだな」と言うのであれば、平日の個人練習から取り入れてください。ポジションを大人から与えてもらう時期は終わり、自ら奪いに行く勇気が必要です。最高学年としてベンチスタッフから最初の期待を掛けてもらう大切な時期でもあります。

彼らなりの必死さをじっくり見守りたいと思います…

カテゴリー: 今日の独り言 | 観て感じて はコメントを受け付けていません