次なる目標の設定1

息子がキッカケで、間近で目にする野球はこれまでの学童野球から中学野球へと広がってきました。また、娘も小学生になって本格的に野球を始めたことで、様々なプレーに接することができる様になりました。バッティングだけに注目してみれば、小学生の内は学年と体格相応のスイングをしていますし、中学生になると自分でスイングを模索する行動が見受けられます。恐らく、頭でイメージすることと、それを具現化できる体の使い方を覚え始めているのかもしれません。確かにスイングは短期間の内に変化してきています。
新たな目標を掲げて、この春から新たなステージ、または新たなチームで野球に没頭する選手達にとって、夏以降は一度迷いが出てくる時期だと感じます。あの山田哲人選手も、甲子園で魅せていた思い切りの良いスイングが、プロ入り後は別人に変身しています。2015年シーズンでトリプルスリーを記録したスイングの面影すらありません。
きっと、1軍に上がってくるまでの間、彼によって分岐点となるキッカケがあったと想像します。今回新たに探してきた2つを加えた、3つの動画とを比べて、どちらが今のイメージに近いのでしょうかね?

個人的ではありますが、小・中学生がバットを短く持ってコンパクトな振りに終始したり、それを目標にしている姿を見ると、少々寂しく感じます。今は、振りきるだけの体力とそれを可能にする体の動きを身に付ける時期だと思うからです。ちょっと先の目標と将来の大きな目標、多少の遠回りをしても後で後悔しない様な次なる目標の設定をしてください。

そのためには、人一倍バットを振らないといけませんね…

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バットは投げない

バットは投げない!
これは、ちょうど1年前に息子が選抜された連合チームでヘッドコーチをされた方が、結成後最初の練習試合前に、選手全員へ伝えてくれた大切な言葉です。
小学生が持つバットは、両親か祖父母に買ってもらったか、先輩選手のお下がりだと思います。初めて出場する大会、シーズン始めの大会ともなれば、ピカピカのバットを数多く見掛けます。でも、その扱いにはついつい閉口してしまいます。バットを引きずる様に投げてしまうと、せっかくのキレイな塗装も禿げてしまいます。個人的には、次の打者か、その次の打者にバットを引いてもらえたら、バットを投げることも減ります。
金属バットではないですが、あのイチロー選手は絶対にバットを投げたりしません。投げないそもそもの理由は、バットを大事にしているからなのですが、動画で確認してみましょう。

悔しさの余り、グローブやバットを地面や壁に叩き付けるシーンは、どこかで一度はお目に掛かることでしょう。でも、小・中学生選手達が手にするバットは、誰かから与えてもらった物です。高学年になると、カラーリングだけでなく、素材やメーカーにも拘りを持ち始めます。道具に興味を抱くこと自体、悪いことではありませんが、せっかくですからバットを普段の手入れ対象に加えるだけでなく、丁寧に扱う習慣を身に付けてほしいと思います。バットは、向かってくるボールを強く遠くへ跳ね返すための道具です。

是非、大切に使ってください…

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