宮前区は秋季大会が閉幕し、5年生と6年生選手からの選抜による連合チームが結成されました。
同時に各チームは、来年主役となる5年生メインのチーム作りが少しずつ始まろうとしています。どのチームも2016年は6年生の人数が少ないこともあり、Aチームで試合に出場した5年生が多くいました。夏休み前後から投手として仕上がってきた6年生のボールを、力強く打ち返すことが難しく感じたと思いますが、この経験は翌年に必ず活きます。
6年生が抜ければ、内野を中心としたポジジョンも空席となりますよね? さて、5年生選手は今現在どの様な目標を思い描いているのでしょうか? 様々なチャレンジができる、短くて貴重な時期だと思うのです。守備に関しては、数をこなしただけ上手くなっていきますが、野球を始めた頃とは異なり、自身の成長曲線が鈍くなったり、後から野球を始めた仲間に追い付かれてしまったと感じる最初の時期でもあります。今回は、ただボールを捕れる様になれば良いのではなく、どうすればエラーを少なく、試合でボールに向かっていけるかを取り上げてみます。
とは言っても、具体的に語ることはしません… この動画を観て、まず色々なことを感じて欲しいと思います。
ノッカーが放つ打球は決して速くはありません。ボールの正面に入るまでに、今宮健太選手はどの様に脚を運んでいるか、動いているかを是非観て感じてください。
「これ、自分の意識にはない動きだな」と言うのであれば、平日の個人練習から取り入れてください。ポジションを大人から与えてもらう時期は終わり、自ら奪いに行く勇気が必要です。最高学年としてベンチスタッフから最初の期待を掛けてもらう大切な時期でもあります。
彼らなりの必死さをじっくり見守りたいと思います…