ベースランニング

日本ハムファイターズの西川遥輝選手と言えば、日本シリーズ第5戦の9回に放ったサヨナラ満塁ホームランの印象が強く残っていますが、1番バッターとして長打を我慢したこのシーズンでは、単打・二塁打の数を増やした中で、日本シリーズでは史上初のプレイボール初球三塁打など、2三塁打を記録しました。彼の魅力の1つに俊足が挙げられるのですが、ベースランニングに対するこだわりが、次の動画の15分55分辺りより紹介してくれています。

以前から呟いている通り、小学生の脚は数多く走る事でドンドン速くなります。つまり、脚の遅さは、一生懸命走れば絶対人並みの速さに追い付けると断言します。面白いもので、運動会のリレー選手が皆、走塁技術にも長けているとは限りません。いくら速くてもスタートが悪いなどの走塁技術が欠けていれば、それを活かす事ができませんし、反時計回りに走るベースランニングでは、ベースの踏み方やライン取り、躊躇しない勇気が求められます。ですから、鈍足と言われている選手でも走塁技術を磨けば、盗塁も1つ先の塁を余裕を持って狙う事ができます。スタートの仕方については、以前にもある選手の拘りを取り上げています。

初めの1歩

この様な動画を観て、ただ 「へぇ〜、凄い」で終わるのではなく、自身の右脚・左脚・両方の手・身体の傾きなど、何か違いや気が付いたところがあれば、一度試してみると良いと思います。少しでも、今までと違う速く走れそうな感覚が得られたら、是非しばらく続けてみて下さい。これから春に向けて、チーム内の仲間には誰にも負けないところを見つけてくれたらと願っています。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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全国大会

キャッチボールの大切さは、以前も呟いていますが、その正確さとスピードを競う全国大会がある事を、つい最近知りました。大会名は、「キャッチボールクラシック」といい、今年は12月4日に甲府市の小瀬スポーツ公園山日YBS球場で行われました。中学生の部は白根スーパーボーイズ炎(山梨県)、小学生の部は鷹巣ベイキッズR305(福井県)が優勝したそうです。
気になるルールですが、チーム9人が7メートルの距離で向かい合い、キャッチボールを2分間で何回できたかを競うというもので、全国各地の予選会を経た中学生41チーム、小学生28チームが参加し、決勝で白根スーパーボーイズ炎は127回鷹巣ベイキッズR305は115回を記録したのだそうです。
この大会はプロ野球選手会が考案し、大会名自体は2009年から、全国大会は2011年から続いています。

キャッチボールの基本動作について、本年度は中日ドラゴンズの大島洋平選手と平田良介選手が映像を通じて教えてくれています。

キャッチボールクラシックのルール説明は、次の映像を通じて、中日ドラゴンズの野手陣が実演してくれています。

最後に、実際の大会の様子はコチラになります。2年前に行われた茨城県大会の様子です。

キャッチボールには投げ方や捕り方など、大切な動きが沢山積まっていますが、指導者毎に重要視するポイントは少しずつ異なります。それは、選手によって、気にしてほしいアドバイスが異なるからです。この全国大会のルールに沿って考えた場合、素早く正確に相手に投げなければ、決められた時間内に回数を重ねる事はできません。7mという数字は、普段アップで行うお互いが取る最初の距離なのかなと想像しました。足を動かし、お互いを信じて、多くの回数を投げ合うだけでも、かなりの集中力と正しい投げ方が求められます。遊び感覚でも良いので、平日練習で取り入れたら、キャッチボールも上達が見込める様な気がします。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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