カッコいい守備1

先日のグラウンド練習で、とある低学年選手から、「コーチ、カッコいい守備ってなんですか?」って聞かれたので、「グラブで捕ってからボールの持ち替えが速い事」と答えてみました。思ってもみない返答に少し困った表情をみせていました。確かに、捕れるかギリギリのゴロだったり、フライやライナーを捕る事だったり、送球で強いボールを投げる事ができれば、それもカッコいい守備だと思います。ですが、相手は低学年選手です。いかに持ち替えを早くするかで、次の送球へ移る時に時間的な余裕も生まれますし、近い将来素早く送球する事も可能にしてくれます。持ち替えというのは、こういう練習です。

低学年メンバーで守備練習をすると、身体も小さいですから、相手から自分の胸に向かってくる送球の確率はまだ低いので、その辺はこれからボールを投げたり、捕ったりする練習を数多く積み重ねていくしかないと思います。フォルコンズを昨年末に卒団した6年生選手が、最近ボール遊びをするシーンをよく見掛ける様になりました。その際ボールを持つ手を観察すると、投げる方の腕を使っています。だからこそ、早く投げる方の手に持ち替える事が求められます。

ボール遊び2

ボールに触れる時間を少しでも多く持つ事が、カッコいい守備への第一歩だと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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身体を作る

春の大会では、低学年組が近隣のチームと合同で参加する事になり、そのお手伝いをしています。
3年生以下のメンバーにとって、この時期は一球でも一回でも多くボールに触れる事が大事と考え、アップの時からただ身体を動かすだけでなく、ボールに触れる時間を作る様に心掛けています。特に、合同チームですから、相手チームの選手と早く仲良くなる事が大切になってくるのですが、お互いがほぼ同じ位の人数構成のため、ゲーム感覚で臨むと分け隔てなく楽しんで取り組んでくれます。
先日挑戦したあるアップメニューは、こちらの動画を参考にしました。

その日は丁度15人集まりました。そこで、5人ずつ3つに分かれたグループの真ん中にボールを10個ずつ置き、そこから自分の陣地にボールを1個ずつ移動した後、仲間の陣地に集まっているボールを取りに向かうという内容にしました。スタートの体勢をその都度変え、罰ゲーム付きの3回戦までやってみたのですが、瞬発力周りを観る目仲間にボールが集まっている場所を教え合う気持ちなどを養えると感じました。トレーニングと言うと、身体を鍛える事を連想してしまいますが、基礎練習という事に時間の中に、楽しんで運動をし続けられるメニューがあれば、彼らの身体を作る事に繋がると思いますし、何より彼らの取り組む姿勢が全く違います。例えば、仲間とスタートラインに並んで、同時に転がってくるボールを捕リ続けるという練習も、競争という言葉を添えるだけで、いつも以上に前に走ってくる様になります。実際、いつも以上に疲れる筈ですが、心地よい疲れは辛いと感じない様です。今回、小学生の時にやっておかなければいけないのは、身体を作る事とコーディネーション能力を高めるであると改めて学びました。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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