ロングティー

個人的な考えなのですが、様々なバッティング練習の中で、効果が高いのがロングティーだと思います。ネットに向かって打ち込むトスとは異なり、どんな軌道で、どれくらいの飛んだのかが確認できるからです。手打ちではなく身体を使って飛ばしてくれるのなら、多少オーバースイングになっても良いと思います。 低学年選手もバットにボールが当たる様になった途端、どんどん遠くへ打ちたいと思うのか、必死の形相でスイングに鋭さを出そうとします。
さて、ロングティーと検索すると、沢山の動画が出てきます。バッターの一番近くで撮影された映像をご紹介すると…

高学年になるに従い、良いピッチャーと対戦して、そこで色々と感じたり気が付いたりして、そこから無駄だと思われるところをコーチ達と共に削っていく作業が理想的なのかなと思います。最初の内は形をアドバイスしますが、スイングスピードを上げる事で、その時その時の限界を壊し続ける事に拘っても良いと思います。

ブレイクスルー

フルスイング4

試合ができる時期になると、いつの間にか枠に収まりだすというか、ヒットや進塁打という小さな結果に対して、「とりあえず、それで満足」が当たり前になり、理想や目標をどこかに忘れたまま、大会に出続ける選手は本当に多いんです。そもそも遠くへ飛ばす事に絶対的な自信がないのかもしれません。大人が掲げる「つなぐ野球」といっても、転がすだけではなく、外野まで飛んで行く打球が続く様なら、もう少し試合を優位に進める事ができますし、選手のモチベーションは高まります。我々大人は、小学生選手に対してまず基本技術を教える立場ではありますが、その先の目的をしっかり伝え続ける事が大切だと感じます。

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脚を使って2

先日呟いた事には続きがありまして、

脚を使って1

2年生以下選手に対して、少しでも脚を使う事の大切さを伝えたいと思い、ラダートレーニングをやっているのですが、思いの外楽しんで取り組んでくれています。よくよく考えたら、ゴム跳び馬跳びといった遊びをやらなくなっているんですね。左右同時にジャンプする事が苦手だったり、左右どちらかの脚だけを素早く動かす事が苦手だったり、左右へのステップで脚を前(もしくは後)にクロスさせる事が苦手だったり、選手各々でクセがハッキリしています。どうしても得意な動きに偏ってしまうので、身体を自由に操れる事を目的に据えています。
そんな訳で、この数日、野球選手がラダートレーニングに取り組んでいる動画を漁っておりました。洋モノですが、ドミニカの選手がサッカー選手顔負けの素早い足捌きを魅せてくれています。

ラダートレーニングには、様々なバリエーションがあります。「ムズい、ムズい」と言って、最初はぎこちない動きなのですが、数をこなすと、仲間との競争心にも駆り立てられるのか、リズムに乗って身体を操れる様になります。楽しんでくれている内に、俊敏性を身に付けてくれたらと思う今日この頃です…

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