このプレイは、年に一度はどこかでお目に掛かるのかなと思います。
この週末も、大学野球で本塁踏み忘れの珍事が起きました。
東都大学野球、立正大と戦った東洋大は2死1塁から宮本涼太外野手が右越え二塁打を放ち、二塁走者の小口仁太郎内野手が一気に本塁を駆け抜け、同点に追い付いたかに見えました。しかし、立正大ベンチから「ホームベースを踏んでいない」と声が飛び、次打者への投球準備に入っていた立正大の投手は1度プレートを外し、捕手が審判にアピールして、二塁走者は本塁踏み忘れでアウトと判定されました。試合後のインタビューで、球審にアピールした捕手はベースの踏み忘れを見ていなかったと打ち明けています。ベンチワークがチームを救ったビックプレイだったという事です。冷静な捕手でしたら、こんな感じでチェックするはずです。
先日、女子チームの公式戦があり、最終回の攻撃でバッターランナーが放った鋭いゴロの打球は、セカンドを抜けて右中間の奥まで達し、バッターはダイヤモンドを1周してきたのですが、本塁ベースをしっかり踏まなかった事に気付いたチームメイトが、ベースを踏み直す様に促すシーンがありました。仲間のプレイをしっかり見届けてくれている事に自分も大変感心させられました。