ボールから目を切るな

「ボールから目を切るな」という言葉、良くグラウンドで聞かれますよね? 思わず、そう言ってしまう様なプレーが、WBCで起きました。
3月21日にアメリカのドジャースタジアムで開催された、WBC準決勝「オランダ対プエルトリコ」の一戦、試合序盤から激しい打ち合いになりましたが、初回のオランダの攻撃の際、なかなかお目に掛かれない珍プレーが飛び出しました。1回のオランダの攻撃の際、1アウトランナー2塁で3番プロファー選手がライト前へのヒットを放ち、1・3塁の好機となった場面です。プロファー選手は1塁ベースを周り、喜びの表現をしながら悠々とベースに戻っている所を、プエルトリコのモリーナ捕手の好送球により、まさかのタッチアウトになります。

名手モリーナ選手の隙を見逃さないプレーにより、公式記録はシングルヒット後のタッチアウトとなりました。大事な大会でのヒット、さぞ気合が入り、喜びも爆発といったところです。ですが、どんな場面でもボールから目を切ってはいけないのです。良い教訓にしてほしいと思います。

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