前々回、ロングティーについて触れたのですが、その呟きの続きです(笑)
タレントの武井壮さんが、日ハム中田翔選手から受けた手ほどきで、柵越えの当たりを放ったという特集番組を見つけました。
武井さん曰く、ホームラン級の打球は誰にでも打てる様になるそうですよ。
これからどんな打球を打ちたいのか、柵越えを目指して練習に励むのか、コツコツ当てる事を目指すのか、それは選手自身が立てる当面の目標です。
最近のグラウンド練習では、ランチの時間に、ベンチスタッフから指名された数名が、10〜15分間マシンが投げるボールを打ち続けるという事をしています。マシンを操りながら彼らを観ていると、「自分の飛距離は、とりあえずあの辺位までかな?」と思い込んでいる選手が多いです。引っ張れるボールの速さなのに当てるだけの選手もいます。実際に、大人の視線を一身に浴びながら打ち続けるのは、いつものフリーバッティングよりもかなり緊張しますから、空振りや見逃しは一番恥ずかしいと感じるのかもしれません。多少のオーバースイングになっても、変化球のないこの学童野球の間は、少しでも強く、少しでも遠くへボールを飛ばすという気持ちで臨んでほしいと感じます。この思い切りが、今ある限界の枠を大きく拡げていく事にも繋がると思うからです。
バットスイングは、中学・高校に進んでから色々な投手と対戦し、身体の成長を通じて無駄な部分を削る事はできます。今は、細かな形へのこだわりよりも強く振りきる意識を持ち続けて下さい!