天井に向かって

天井に向かって真上に投げる練習をご存知でしょうか? 野球を頑張る選手、お父さん達の殆どが一度は経験していると思います。今回これを取り上げた理由は、この記事を目にしたからなのですが、制球難「不安だった」DeNA熊原を変えた番長の言葉
プロ2年目を迎えたDeNA・熊原健人投手が、制球難克服に行ったある練習というのが、天井投げだったというのです。

プロ入り初の今オフ。熊原は年明けから三嶋、石田、山崎康が神奈川・厚木で行う自主トレに参加した。引退した三浦大輔氏が昨年まで統率していた「番長組」。その期間中、実際に視察に訪れた三浦氏から助言をもらった。
「立ったまま、その場で左手も使いながら、ボールを天井に向けて投げる練習をするように三浦さんにアドバイスをいただいたんです」
それによって、投球に変化が生まれた。
「石田さんは普通に天井に投げられていたのに、僕は最初全然できなかったんです。でも、その練習をしたら体の使い方のバランスとタイミングがわかるようになってきて、コントロールが良くなったと思います」

立ったままというのは、先日フォルコンズの監督もグラウンドで挑戦していました。実際、これはすごく難しいですし、色々な人が来る公園では環境的に厳しいです。小・中学生に置き換えて考えると、まずこの様な練習をコーチなどから薦められた事はありませんか?

これは拙も、子供の頃ベットの上で寝ながらよくやっていました。天井に当たると親に叱られるので、当たるか当たらないかのギリギリの高さを狙う、なんて事にも挑戦していました。この練習は、スナップの使い方ボールに回転を与えるという感覚が身に付くのですが、ある時そのやり方が実際に投げる動作と決定的に異なる事に気が付きました。寝たまま投げると、テイクバックが取れないのです。仕方がないので、当時は投げる腕だけをマットレスに触れない様、ベットの端へ移動して、少し肩が廻せる様にしていた事を思い出しました。自宅の寝床がベット出ない場合は、バランスボールストレッチポールに乗ってやるのもアリですよね? そのいずれも無い環境なら、ソファーで寝る向きを工夫してみてはと思います。この天井投げですが、キャッチボールに求められる、投げる方向を観るという事を加えると、こんな事も出来る様になります。それが、この映像です。

杉谷拳士選手の目線までは確認できませんが、ボールを受け取る飯山裕志選手の方を観ながら真上に投げているハズです。キャッチボールをする時間が取れないとか、相手がいない時、是非取り組んでほしいと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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