エバースという言葉があります。バントの構えから、バットを引いて投球を見送る動作を意味します。由来は、かつてMLBに在籍したジョニー・エバース氏がこの戦法を使って内野守備陣を前に誘導し、その隙を突いて盗塁するアシストをした事から「エバース戦法」と呼ばれるようになったそうです。
この動画に出てくる2球目をご覧ください。バッターは、バントの構えからバットを引かずにヘッドを下に向けただけで、ボールを見逃しました。これは、エバースとは言いません。投球は主審の判定で「ボール」とコールされていますが、塁審は見逃しませんでした。
微妙な判定を下す必要がある場合は、タイムを掛けて3人の塁審の手助けを仰ぐことが許されています。これから学童野球においても、6年生集大成の大会が始まりますので、一審判員として、慌てずにしっかりと努めたいと思います。
さぁ、フォルコンズは今週末から少しだけ遅い「秋季大会リーグ戦」がスタートします…