明と暗

全国高校野球選手権岡山大会決勝、9回1アウト1塁の場面で、創志学園の難波侑平選手の打球が投前に転がり、球審の判定は「フェア」。送球は2塁、1塁と渡ってダブルプレーと判定されました。玉野光南の選手らは、優勝が決まったと喜び合い、本塁付近に整列しますが、創志学園側は打球が足に当たったと強くアピールをします。協議の結果、審判団は誤審を認め、打球は改めて「ファウル」と判定されました。再び打席に戻った難波選手が右前打を放つと続く2人にも連打が飛び出し、計4点を挙げた創志学園が逆転し、見事甲子園の切符を手にしました。なぜ主審が見誤ったのか、動画が出揃うのを1日待ってじっくり確認したいと思います。

ネットには、ビデオ判定の導入を求める書き込みも散見されます。確かに、左打者の軸足に打球が当たった場合、捕手の後ろにいる球審からは完全な死角となり、自打球かどうか判断しづらいです。しかし、バッターが1塁へ走り出す事なくアピールを続けていました。ここで悔やまれるのは、プレー完了後、直ぐに4審判が集まり協議を始めなかった事です。これを行なっていれば、判定の覆りが起きても皆んなが納得したと思うのです。

さて、優勝した創志学園には、プロ注目の高田萌生投手がこの試合でも投げきっています。1年生の時から注目されている投手だそうです。

さらに、この創志学園は、2012年の決勝戦において、逆誤審を受けて甲子園の切符を倉敷商業に譲る立場になりました。この判定も一時期話題となりました。

今年の決勝戦での判定は、しばらく話題になることでしょうし、誤審としての様々な批評は、拙自身の今後に役立てたいと思います。でも、ぜひ知っておいてほしいことがあります。高校3年生にとっては、2年4ヶ月の集大成として全力臨んでいますが、審判員もこの日の為に平日仕事を休み、体調を整えるなど前日から最善の準備をし、選手と一緒に戦っています。

拙なんて、まだまだなんです…

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