並々ならぬ努力の果て

とある、MLBプレーヤー球歴です。
ドミニカ共和国のサントドミンゴで生まれ、中学時代に家族と共にニューヨークへ移り住みます。高校は、ジョージ・ワシントン高校へ入学し、野球部に入部するのですが、初めはバットにボールが当たりませんでした。そこで、コーチから投手を勧められ、野球人生を歩み始めます。ところが、バッティングにこだわりを持ったその選手は、毎日早朝練習を続け、その後コーチに直訴して打者への転向を果たします。バットに当たらなくても、努力をすれば打てる様になるんですね。高校2年生後半から、打率6割を記録し、3年生の時にはニューヨーク市の最優秀選手に選出されたそうです。努力の成果がコチラです。

1991年のドラフトでクリーブランド・インディアンスに1位指名されると、2年後メジャーデビューを果たします。2011年に引退するまでの球歴は、次の通りです。

【タイトル・記録】
ワールドシリーズMVP(’04)
首位打者(’02)
本塁打王(’04)
打点王(’99)
ハンク・アーロン賞(’99、’04)
シルバースラッガー賞〈OF〉(’95、’99、’01、’03、’06)(DH:’02)
オールスター選出:12回(’95、’98、’08)

必死に練習して打てるようになり、メジャーでは大打者として輝かしい成績を残しました。とある選手とは、マニー・ラミレス選手のことです。全盛時のバッティングはコチラです。

バットにボールが当たらなかった高校1年生が、5年後にはメジャーリーガーです。

並々ならぬ努力だったと思います。もし、たまたま試合でいい当たりを放てなかったとしたら、素振りくらいはやろうと頭をよぎると思います。そこで、選手自身がその日の夜から努力を始めるのか、次の日から努力すればいいやとノンビリ構えるのか、次に取り返すチャンスまでの限られた時間の中で、どの様に・どれだけ頑張れるかを常に見直し続けてほしいと思います。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

カテゴリー: 今日の独り言 パーマリンク