日常での隙

先日、宮前区ナンバー1チームとの公式戦があったのですが、一時期逆転をするも、終わってみれば7点差のコールド負けでした。春先から比べれば、強い打球を打てる様になってきていますし、確実に力をつけてきているとは感じます。体調不良などで主力名を欠いた試合だったにも関わらず、年生選手名は2年上の相手ピッチャーのボールに喰らいついて、空振りが1回だけだったことへは褒めてあげたいと思いました。

ベンチスタッフは、「選手の能力を高め」つつ、「持っている能力を最大限出せる」様に腐心しています。しかし、試合での敗戦パターンは、本番で力を発揮できない選手が多いからなのか、力負けというより自滅が殆どです。
相手との能力差を感じたとしても、時間は掛かるかもしれませんが、練習すればその能力自体は誰でも高められ、差は縮まると思うのです。試合での緊張も、場数を踏む(慣れる)ことでかなり解消されます。ですが、能力はあるけど、それを試合でのプレーで発揮できないというのが一番厄介です。練習ではなく、試合でのプレーによって自信が芽生える選手達が多い中で、練習しても結果は一緒となってしまってはモチベーションが下げってしまうのではと危惧します。そこで、一体何が問題なのか少し考えてみました。

試合の時だけ良いプレーをしたいと思っている?
学校から帰宅後、ゴロゴロしたりダラダラする?
すぐに動けるのに、「今はイイや」とか「今はムリ」と言い聞かせて終わっている?

練習中は、移動や準備にダラダラ時間を掛けないことを目標にしていますが、大して疲れてもいないハズなのに、動きにシャキット感が伝わってきません。家でいつもダラダラしていることが多いのに、試合の時だけ良い結果を得たいなんて、都合が良過ぎると思うのです。
そこで普段の生活で隙があるのではと、仮説を立ててみました。

別にゆっくり休むことが悪いのでありませんし、四六時中、野球のことを考えた生活を薦めるわけでもありません。今の彼らには、日常生活の中でメリハリを作り出すことができないからと想像します。
例えば、学校から戻ってから友達と野球をする約束があるとします。しかし、学校からは宿題が出ています。選手達の取り得る行動パターンは2通り考えられます。

  • 宿題をこなした後に目一杯遊んで、夕食後寝そべりながらゲームや漫画、TVを見ている
  • 遊んで疲れ、夕食後の満腹感で睡魔も出てきた中で、ダラダラと宿題に時間を掛けている

彼らからすると、「やることはやっている」んだという言い分は理解します。塾に通い、自宅でドリルをこなし、宿題も忘れずにやっていると思います。野球に置き換えれば、「平日も多少は練習をしている」のでしょう。でも、試合でヒットがナカナカ打てない、思い切ったプレーができない、サインミスから悪いプレーに発展し、楽しいハズの試合も一瞬その場から逃れたくなる、といったことに思い当たるフシがあるのなら、今日から金曜日までの5日間だけでもいいので、少しでも隙のない生活を送ってみてください。その週末は不思議な感覚で試合に臨める様な気がします。

最後に、隙のない走塁動画を紹介します。試合に途中出場した選手でも、次のプレーへの準備をイメージしていたから達成できた好走塁と賞賛されています。

延長11回ワンアウトで四球で出たランナーに替わり、代走で寺内選手が登場します。次の打者の初球に思いきって二盗を試み、間一髪で成功させます。さらに鈴木選手(打者)が三遊間へ痛烈な打球を放つと、寺内選手は3塁へ向かって好スタートを切り、打球は遊撃手の田中が横っ飛びで好捕されたものの、3塁への送球は悪送球となります。ボールがファウルグラウンドを転々とする間に、寺内選手が決勝のホームを踏むというシーンです。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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