突然の伸び悩み

前回、久々に再会した拙の生徒の動きが悪くなって、ショックを受けたという事を書きました。大学時代からスキーを教えていて、その彼に限らず何人かの同様なケースを目の当たりにしてきて、疑問を抱き続けておりましたが、インターネットでふと見つけた記事によって、そのモヤモヤがかなり解消されました。
「いままで当たり前にできたことが急にできなくなる、体が重い、ケガの有無にかかわらず、何か違う…」、いわゆる“伸び悩み”の時期が「クラムジー(Clumsy)」と呼ばれる現象かもしれないという事です。成長痛によるひざ痛を発症するケースは以前から知っていましたが、それが一因で精神的にも肉体的にも「何をやってもダメ」な状態に陥ることも少なくないそうです。
「センス」のあった子供に対して、「早熟」とか「なんでもソツなくこなすけど、長続きしない」だけで片付けてしまうのではなく、急激に身体が成長する第二次成長期に、身体と感覚のバランスを崩し、これまで習得した技術が思うように発揮出来なくなる時期がある事を認識しないといけないんですね。適切な練習を続けていれば、身体の成長に感覚が追いつき、以前の輝きを取り戻せると言う事ですから、自分の息子や娘が、学童野球の集大成の学年にあたる6年生に「クラムジー(Clumsy)」に掛かってしまった場合、親として1コーチとしてどう接してあげるべきか… 今から、少しずつ考えておきたいと思います。ただ、拙の息子に限っていえば、「これ以上急激に成長するとどうなるのか?」と想像しづらい身長(4年生=147cm)ではあります…

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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