運動能力とセンス

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「この子はセンスが良いんだね」と感心する表現が存在する一方で、その逆説的な会話として「この子はニブいんだよ」という言葉があります。前者がほんの一握りで、後者の方が相対的にも多く聞かれます。ここにが絡むと、「一体、どっちに似たんだ」という、なすり付け合い会話の結末を迎えるのですが、それはさておき、両者の違いを考えてみます。

まず、センスの良い子の共通点として、「人の動きを観察する」事が挙げられます。本質的に、幼少の頃からとにかく身体を動かす事が好きなのでしょうが、「自分だって出来る」という思いが人一倍強い様です。小学生にスキーを教えていた時も感じたのが、とにかく手本になる人を真似てみよう、トライしようという意識が他の誰よりも強い印象を受けました。でも、フィーリングだけでこなして始めると、何をどうすれば出来たのか、すぐに忘れてしまう子も多いので、継続しないと上達スピードがあるところで頭打ちになる子が殆どです。しかし、人マネの上手い子は、(関節を含めた)体の動かし方が判っている様なので、ビックリする位の上達が続きます。蛇足ですが、何かと人様の批評に長けている(?)おばちゃま世代も、実は人の仕草を良く観察している分、彼女達なりに体のどこを動かすのかが判る様で、「へぇ〜」と思う様な講釈ならぬ言い訳を聞く事が出来る分、上達スピードはどの世代も敵いませんね。スキーをやっておけばと思っている、そこのお母様方、今からでも遅くはないですよ(笑)

話は戻りますが、もう一つの共通点として、「センスの良い子」と評される子供達は、体格的に小柄なタイプが多いですね。これは個人意見として統計的な観点で言いますが、恐らく体の真ん中に司る重心位置が丁度良い場所にある事で、身のこなしに軽快さが感じられます。同時に、身の丈に応じた筋力がバランス良く付いている事もあるでしょう。
でも、そんな彼らにも体の成長度合いによっては大きな壁にぶつかります。スキー教師をしていて、翌シーズンに再会した吸収力バツグンだった子供が、半年ちょっとで見違える程背が伸び、声変わりも果たしていたのですが、動きが重たく感じるだけでなく、なにもしても上手く行かない「ニブい子症候群」に陥ってしまい、過去を知る本人だけでなく、彼を教え続けた拙も一緒に落ち込んだ事がありました。

でも最近になって、そのを解き明かしてくれる、とあるサイトから「これが原因か?」という情報に出会いました。
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