自信はどこから得るか?

この時期は、どのチームも守備なり打撃なり走塁に対して、基本動作を繰り返す練習に時間が割かれているかと想像します。それは、数をこなすことである程度上達は見込めるのですが、以前このBlogでも触れた通り、小学生選手に対して、どうすればメンタルが強くなるかが、我々大人にとっても大きな課題になっています。

昨日、ベースボールチャンネルというサイトで、面白いインタビュー記事がありました。メジャーリーガーの川崎宗則選手がこう言ってます。

――逆に課題などはありますか?
川﨑 あると思いますね。選手だったら、やっぱり野球で一番いいプレーというのは僕はホームランだと思うんですよね。ホームランを打つための練習を、もっともっとしていいと思う。体が小さくても、ホームラン打てるようにやるべきだと思うし、プレーでもグラブっていろんな形で使えるわけで。いろんな形で日本の野球も、もっと遊んでほしいですよね。

――〝遊び〟ですか……
川﨑 そう、遊びがないと。もっともっと遊んでグラウンドに行って、こういうプレーしてみよう、ああいうプレーしてみようっていうふうな遊びがあればいいと思う。形にとらわれずね。僕が高校生の時はそんなことできなかった。厳しい高校の練習や、もちろんプロに入ってもいろんなことがありますが、監督やコーチの方も、もっと選手を信頼して、できれば任せてほしいという気持ちもありますよ。アメリカのいいところもどんどん取り入れてほしい。プロの世界だから楽しい、楽しいとも言っていられませんが、実際グラウンドに行って、なんかいいプレーを見つけてやろうって…

この遊びという文字にだけ注目してしまうと、素直な選手達は本当に遊んでしまうと思います。大人目線では、ふざけるという表現が正しいでしょうか?
ただ逆に、叱咤激励を続けても叱られたことだけが記憶に残ってしまうのであれば、自信は芽生えてきません。チーム力の底上げには、実戦経験の少ない選手達の上達が不可欠ですが、練習を積み重ねたことによる自信よりも、根拠のない自信を持った方が大舞台でビビることは少なくなるのかもしれません。
例えばですが、プレーに臨む直前、こんな選手の様なことをする」とか、この選手になりきると思ってくれないかなという思いを込めて、下記動画をいくつかご紹介します。フジテレビ
すぽると!で毎年年末に企画される、例のトップ10特集です。




最近感じたことですが、こうならなきゃこうしなきゃと思わせることは禁物の様な気がします。自ら、必要のないプレッシャーを掛けていますね。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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