先週末は、5年連合チームとの練習試合とあじさいOP(オープン)トーナメント戦を西野川小で実施しまして、主審を計3試合務めました。特に、マウンドに上がった6年生2人は、圧巻という表現にふさわしいピッチングでした。これまで観た事もないボールをキャッチャーの構えたところへ、吸い込まれる様に投げてきたので、ジャッジする方も思わず惹き込まれてしまいました。
よいプレーをした選手には、自チームのベンチと応援にきた父兄たちから、拍手や黄色い声が送られます。
本日の試合(あじさい)では(山田バッファローズ)さんと対戦したのですが、フォルコンズに対して試合中に2度も暖かい拍手を送ってくれました。実は、2度とも拙の息子に対してなのですが、この試合で彼はキャッチャーとしてフルイニング出場する機会を与えられました。1度目は、真上に上がったボールを鼻(?)でキャッチ、2度目は、斜め後ろに上がったボールをコンクリートの踊り場に膝をぶつける勢いでスライディングキャッチ。2つのプレーともアウトにすることはできませんでした。しかし、監督が歩み寄り体の確認はしたものの、プレーを続行しようとキャッチャーボックスに座り込んだ瞬間に、相手側から拍手と応援が沸き起こりました。この他にも突き指したり、ファールチップが腕に当たるなど、「大当たり」の試合でしたが、相手チームから沸き起こった拍手には、本人も素直に嬉しい気持ちになり、加えて何か大きな勇気をもらったような気がしたそうです。
試合は、0-2で負けてしまいました。キャプテンと5年生連合メンバーの計5名が不在の中、引き締まった試合でしたし、不思議と清々しい気持ちしか湧いてきません。9月から少しずつ試合に参加している3年生達も、ベンチ内での役割や応援、バッターとして立った時の元気な挨拶は、もうできる様になっています。
審判として試合に参加すると、そんな清々しい光景に拍手を送る事はできませんが、主役である選手達の成長を実感した、この週末でした…