遠くへ飛ばす2

先日、同じタイトルで呟いたのですが、

遠くへ飛ばす1

確かにボールの外側を打つという意識を持つと、力強くボールを打ち返せる事は、バッティングセンターで実感しました。
さて先日放映された対談で、今度は坂本勇人選手が中村剛也選手とは真逆の事を言っているシーンがありました。6分13秒辺りで、彼は「ボールの内側を打つ」と言いながら、4種類のトスバッティングを披露してくれています。

プロ選手ですから、毎年良い成績を残すためには、変化を恐れずに進化をしていく必要があるのでしょうが、同じ選手が8年前とは真逆の事に取り組んでいるのですから、それだけでも驚きです。どのスポーツにも共通していますが、同じ事だけに取り組んでいる選手は誰もいないと思います。理論もそうですが、個人の技術に対する考えが変わる事は普通だと感じた方が良いです。遠くへ飛ばす、この目的だけに絞ってみても、選手が歩んだ先で色々な教え方があったとしても、しばらく取り入れてみて、自分に合うか合わないかという取捨選択が大切な事だと思います。

その一方で、反対の立場(指導)で考えてみると、通り一辺倒の教えだけでなく、ちょっとした引き出しを沢山持つ事が改めて求められます。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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当て勘4

身体を使って力強く振るスイングだけでなく、ミート力を高める目的でペッパー練習に時間を割いてみたのですが、当てに行く意識が強いと「腕だけでどうにかしてしまおう」という選手が多い事に、改めて気付かされます。

当て勘1

ウィッフルボールという言葉をご存知でしょうか?
プラスチックボールに指を引っ掛けるボールがセットになって、Amazonなどで購入ができます。
大の大人が、狭っ苦しいスペースで真剣勝負している様子は、こちら↓です。

https://www.youtube.com/watch?v=Yk3opt3vAjo

小学生でも楽しめる様ですね。

ところで、野球の異種格闘技対決というタイトルで、こんな動画も公開されています。
大学生達がペットボトルのキャップピンポン玉を使って、バッターと真剣勝負するという大会の様ですが、バットにどエライ変化のボール(キャップやピンポン玉)を当てられるかも、当て勘(空間認知能力)が問われるわけです。

拙も小学生時代は、軟式ボールが使えない敷地で、当時のプロ野球選手のマネをしながら、投げ込んでくるゴムボールをプラスチックバットでどこまで高く・遠くへ飛ばせるかを競ってました。

「グラウンド練習以外でボールを打つ機会が無ければ、素振りを沢山する様に」と大人は言います。拙もご多分に漏れず、その1人です…

低学年の頃は、数を振れる体力をまず目的にすれば良いのですが、高学年選手にはそろそろイメージをしながら振ってもらいたいと思います。ただ単に振るだけを続ける行為って、こちらから見れば空振りの練習にしか映らないんですよね。時にはウィッフルボールの様なボールでプラスチックバットという軽いバットでどうしたら当てられるかを試すと、素振りをしながらボールの軌道もイメージできるのかなと思ったりします。

当て勘、もっと養っていきましょう…

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