投手のフィールディング

プロ野球の春季キャンプが始まりました。 今年は、コロナ禍の影響で無観客の中での練習のため、どんな練習に取り組んでいるかは各メディアと球団広報の頑張りによる情報だけです。 そんな中、年明けに投手コーチ補佐就任が決まり、大きな話題となった桑田真澄氏による指導の様子が早速公開されました。 実践前の注意点もハッキリ聞こえますし、強調する場面はテロップが入ります。これはもうオンライン野球教室の様なモンです。

今回は、投手のフィールディング (投内連携)について取り組んでいました。
捕球に行く時はボールに近づくにつれて小刻みに脚を動かすという事、送球の際は声とジェスチャー低く真っ直ぐ投げる事、野手が送球先へ入る事が遅れたらもうワンステップ加える事。これらは、内野手の守備練習にも活かせそうでよね。
本当に良い時代になったなと感じました…

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キャッチボールの意義15

昨年2000本安打を記録し、名球会入りを果たした読売ジャイアンツの坂本勇人選手が、シーズンオフ中の2020年11月11日に投稿された、日本プロ野球名球会チャンネルに登場したのですが、この番組とは別に司会者を交えた座談会が催されたんですね。坂本選手は2012年に宮本選手の自主トレに参加した事がスポーツ番組で大きく取り上げられました。その際、守備の基本動作に加えて、スローイング精度を高めるなら、キャッチボールの大切さを学んだと言っていましたが、試合で納得の行くボールが投げられる様になるまで、1年掛かったと語っています。

キャッチボール = 肩慣らしではなく、スローイングのための練習

 

幸いにも合同自主トレの様子が、まだ動画で公開されていました。

宮本慎也氏からの教えを身に着けた坂本勇人選手は、8年後には次の世代へ伝える立場になります。

坂本塾で立ち返った原点 阪神・北條は巨人・坂本勇との合同トレで「キャッチボールが一番すごいと思った」

阪神・北條史也内野手が24日、自主トレのため甲子園球場クラブハウスを訪れ、巨人・坂本勇人内野手と行った合同自主トレの一番の収穫を「キャッチボール」と明かした。もちろん、昨季2000安打を達成した高校の先輩からは打撃の技術論も吸収。「原点回帰」で巻き返しのシーズンに臨む構えだ。

最も印象に残ったのは、「原点」だった。巨人・坂本勇に師事し、18日間にも及んだ合同自主トレ。その収穫を問われた北條は、開口一番に「キャッチボール」を挙げた。

「キャッチボールが一番、自分の中ではすごいなと思った。“そんなにキャッチボールに対して意識を置いてるの”って感じた。それが守備の安定感、送球の安定感につながるんだなと思いました」

坂本塾で立ち返った原点 阪神・北條は巨人・坂本勇との合同トレで「キャッチボールが一番すごいと思った」|スポニチアネックス

プロ選手が1年掛かって身に付けた精度の高いスローイングは、誰もが行うキャッチボールをいかに丁寧に続けていくかなんだと思い知らされました。

キャッチボールの意義と称して、これまでの独り言は15回を数えました。もう一度、最初から読み直してみようかと思う今日この頃です…

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