打席でのしぐさ

先日の合宿で、選手へのノックを担当させてもらいました。名付けて、「122で500本ノック」…
122とは、今回使用したグランドのセンターバックスクリーンが、ホームベースから122m(ハマスタは117.7m)離れていて、122mという看板の前でノックをしていたからなのです。恐らくですが、1.5日で約2700球も打つなんて、人生体験ですし、そもそも短期間にそれだけの量を振った記憶もありません。打球を追い掛けた選手以上に、良い経験をさせてもらったと思います。さすがにその量を素手で振り続ければ、手のひらにマメは出来ますし、幾つか潰れました。でも、色々な発見ができたのも、これまた事実です。そもそも。狙ったところに様々な種類の打球を打ち分けるためには、いわゆる「バットコントロール」というのが求められるのですが、やはり個人的にはバットの芯に当てる方法がしっくりきました。
打球を前に飛ばすための基本となる、バットの芯でボールを捉えるために、プロの選手がバッターボックスの中でどの様なしぐさをしているのか、その共通点を探ってみました。

まずは、城島捕手です。0分18秒あたりです。

共通点が、何のことか判りますか? 
さて落合選手の場合、触るのではなく、チラッと見てませんかね? 0分50秒あたりです。

そして、ジャイアンツ時代の松井選手は、他の2人とはちょっと触るタイミングが異なりますが、同じ様なことをしています。

松井選手の動画では、しっかりバッターボックスに入りながら、足場を均していくところも映っています。この辺は、是非見習ってほしいと思います。2分52秒あたりです。

今回、実際にノックを体感した後に、フォルコンズの選手達のTバッティングやシート打撃を真横から観てみると、バットの芯の位置情報が脳に記憶されていない様に見受けられました。
そこで、何か試せることはないかと考えていた時に、最近朝練に顔を出す娘のスイングを観ていて気が付いた事があります。そして、あるおまじないを思い付きました。そして、早速拙の息子にTバッティングで試してもらいました。すると、本人もすぐに体感できるほどの効果がありました!

今週末の河川敷練習の際、6年生3人にそのおまじないをかけてよいか、ベンチスタッフに聞いてみようかな…

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