外野手の超美技(ファインプレー)

今回は、現役プロ野球選手の中から、ダイビングキャッチフェンスにぶつかりながらの捕球を積極的に試みるなど、怪我も恐れぬ積極的なプレーが持ち味の選手を、セ・パ両リーグから1人ずつ取り上げてみます。2人の共通項は、共に育成ドラフトでプロの門を叩き、現在は1軍で活躍をしているところです。

まずは、千葉ロッテの岡田幸文選手。2008年に育成ドラフト6位としてマリーンズに入団、翌年3月に支配下選手登録されます。2010年に初めて一軍に昇格し、その年のマリーンズの日本一に貢献します。2011年には日本の育成選手出身者として初めて全試合に出場を果たし、この年と翌2012年にゴールデングラブ賞を受賞しました。また、2011年にはリーグ新記録となる「外野手のシーズン連続守備機会無失策359」を樹立したことで、連盟から特別表彰を受けます。

続いて、読売ジャイアンツの松本哲也選手。父親が社会人ラグビー選手、叔父がラグビー日本代表だった影響で、中学時代は野球部とラグビー部を掛け持ちしていたそうですが、体の小ささに悩んだ末、ラグビーを諦めて高校から本格的に野球を始めるという異色の経歴を持っています。東都大学野球の専修大学へ進学。4年時には主将を務めます。同期には、以前ご紹介した長谷川勇也(福岡ソフトバンク)選手がいました。2006年に育成ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団します。

それでは、二人の美技をじっくりご堪能ください。

外野フライやライナーは、落下点にいかに早く到達できるかが鍵となりますが、内野と比べて守備機会が少ないのが実情です。とはいえ、フォルコンズが連盟大会で上位に進出した場合、内野の頭を超す打球が増えてくるのは必至です。ショートやセカンドを守る選手が守備範囲を広く取れたとしても、どこから後ろを外野に任せるのか、捕球する選手がしっかり声を出す事も重要となってきます。実際のところ、一瞬のためらいが消極性を産むのか、ミスが怖くて丁重に捕球しようとしているのか、それは守っている選手のテンションに依るところではありますが、自分の判断で「ヒットにする」もったいないプレーが目立ちます。自分に前にポトリと落ちる打球、これをいかにノーバウンドで捕球するかが「見せ場」ですし、ピッチャーを助けるばかりでなく、チームに勢いをもたらしてくれるプレーになる筈です。
打球判断の出来る選手も増えてきていますから、練習の時からもっと脚を使って、自分の前や横に落ちそうな打球に追いつけそうな場面を作りましょう。試合中にもし、打球を後ろに逸らす光景が頭を過ぎるなら、守っている他の1人もしくは2人の外野手にカバーをお願いする様に、相談しておくなど、選手間で積極的にコミュニケーションを図ることで、いつでも獲物(打球)を追うだけの状況を作って欲しいです。2塁塁審をやった時に、一度だけ似た様な光景を目の当たりにしました。フォルコンズでも、状況変化の度に、外野手の間でそんな声掛けが起こる事を願ってます。そんな訳で、もう一つの動画をご覧ください。

拙の息子が春季大会1回戦の初回の守備で魅せたダイビングキャッチは、瞬間的に「これ、捕れるかも知れない」と思ったそうです。その打球の追っかけを続けた結果、偶然倒れ込んだ訳で、ベンチも観客の視線を一点に集めました。まぁ、長袖のアンダーシャツにをあけても、それがダイビングキャッチによる擦り剝けであれば、お父さん&お母さん達から大目玉を喰らう、なんて事は絶対にないと思います。選手達には、もっともっとユニフォームを汚して欲しいっ

♪外野フライ、もっとアウトにできそうな気がする~♪… あると思います!

次のグランド練習で、他のお父さんコーチ達と一緒に吟じてみるか…

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