今日の様な日は、どのチームもグランドが使えず、除雪で体を鍛えるか、バッティングセンターに繰り出しているのではないでしょうか?
さて、バッティング練習で、よくコーチが「上体が前に突っ込まない(流れない)様に」と指導する場面に遭遇しますが、何か上手い理由付けがないかなと考えていたところ、日ハムの中田選手が良い説明をしてくれていました。5分25秒後あたりからです。
ボール1個分体が前に突っ込むだけで、体感速度にして3kmも違うそうです。向かってくるボールの勢いは、まず目からの情報に基づいて、脳が判断してますよね?いくらプロのバッターと言えど、ピッチャーが投げるボールの速度に合わせて、スイングスピードを巧みに変える事はしていないでしょうから、ボール1個の差はすごく大きいですよね?
学童野球Aチームクラスの投手の球威も、夏にかけてどんどん上がってきますので、上体の突っ込みは早めに退治したいところです。
それから、彼のトスバッティング(3分7秒と4分18秒あたり)を観て気が付いた事が一つ。トスが上がる前に、踏み出す左脚をしっかり上げた状態で待っているところですね。ほとんどの選手は、トッサーが腕を後ろに引くのに合わせて、脚を上げています。この動画の後半に登場する、巨人の坂本選手もそうです。中田選手は、軸足にしっかり乗る事を意識しているからだとは推察するのですが、プロ野球選手の地道な練習姿から何か感じてもらえたらなと思います。
まぁ、拙の独り言なんですけどね…