セカンドの動き1

新年最初の独り言ですが、3回に分けてセカンドの動きについて注目してみようと思います。同一学年で9名以上揃わない学童チームですと、様々な理由からセカンドに付くのは、身体の小さなプレイヤーが多い様です。セカンドベース寄りのゴロを捕球してから、セカンドベースに入るショートの選手への送球は、捕球してから右に方向転換する事が求められますが、よくあるミスは上からそぉっと手投げしてしまうケースがあります。塁審として間近で観察していると、トスの仕方を知らないのか、苦手なのかのいずれかに映ります。トスの導入練習については、以前ご紹介しました。

High Five

さて、セカンドを守る選手がセカンドベースへトスとする時、下投げであっても軸足(右脚)を踏むタイミングで投げる必要があります。そして、手首のスナップだけだと手投げとなってしまうため、投げた後は踏み出した左脚を前に出す様にすると、身体を使ったスローイングが可能になります。この辺を解説した動画がこちらになります。

ボールを投げた右手の掌にも注目してください。ボールを離した後も、相手に見せたままに身体ごとセカンドベースへ向かっています。捕球役のショートの立ち位置も大切です。トスをして1塁ランナーをアウトにする状況というのは、フォースプレイとなるため、ベースをまたぐ様に立つのではなく、右脚をセカンドベースの端に触れておき、左脚捕球でボールを受ける事です。受け取るボールの高さは、フォースプレイならベルトの高さ、ダブルプレイを狙うのなら胸の高さが理想です。

トスをして届く距離をまず知る事から始めてもらいましょうかね?

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