ミスした先に

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東京ヤクルトの試合中継で、廣岡大志選手が何でもない内野フライを落球したのですが、その後ヤクルトベンチを写すという映像切替に、解説者が物申すというシーンがありました。

2018シーズン開幕前、東京ヤクルトスワローズのショートは、大引啓次選手の故障もあり、西浦直亨選手、谷内亮太選手、奥村展征選手そして廣岡大志選手の4人で争っていました。最終的に、開幕スタメンをつかんだのは3年目の廣岡大志選手でした。彼は2015年ドラフト2位で智弁学園高校からヤクルトへと入団。読売ジャイアンツ岡本和真選手より1学年下の世代です。ルーキーイヤーに初打席初本塁打を放つ鮮烈なデビューを飾りましたが、2年目のは結果を残すことができませんでした。 翌2018年は開幕からスタメンで出場を続けると、守備のミスはありながらも4月7日の巨人戦では5打数5安打を記録し、それに負けず劣らず三振数でもここまでリーグワースト上位に名前を連ねる粗さもあって、メディアもより目立つ様な映像演出をしている様です。

今回の様にエラー(失敗)を犯した瞬間、ベンチの表情を映す事が視聴者へどんな期待を求めているのでしょうか?
呆れて笑うのか、仏頂面なのか、そこはあまり意味がないというか、むしろベンチの顔色を伺う選手を増やす要因になっていないかと危惧します。喜怒哀楽を写すのも良いですが、それが監督だけなのか、コーチだけなのか、特定の大人の表情だけを追いかけるのはどうなのかと思います。それよりも、ミスの先にその選手がどの様に次のプレイへ備えるのか、カメラで追い続けた方が、小・中学生選手には参考になる様な気がします。今回のシーンでも、落球した直後の映像は彼の後ろ姿だったのが残念です。
解説者の石井一久氏が伝えたかった思いの真意は判りませんが、映像技術が上がっているこの時期だからこそ、失敗に対して過剰にネガティブな印象を与えない工夫を、伝える側に講じてほしいと感じました。

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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