バッターボックス付近から放たれるノックは、その打球の強さだったり距離感を掴む事だったり、他の内野手との連携を覚える上で必要な練習だと思うのですが、捕球の基本だけを切り抜いてみた時、次の様な動画を観ると近距離から手投げによるゴロを数多くこなす大切さを感じます。
編集の過程で再生速度を上げている様に見受けられます。素早い捕球の動きだけに目が行きがちですが、この選手は捕球した後は常にグラブをおへそ辺りに移動させて、握り替えを行っている事が判ります。
右投げの小学生が行うキャッチボールで、左肩の開きを抑える目的でグローブを右肩の近くに持っていく指導があります。あくまで次の送球に必要な身体の使い方を身に着ける方法なので、グラブにボールが入ったまま右肩に移動する事だけに集中してしまうと、その先の素早い送球動作を妨げてしまいます。どんな送球準備であっても、握り替えはなるべく早くを済ませておく事が大切です。この2つの動画には、握り替えが完了する場所に共通点があります。
すごく細かい動きなのかもしれませんが、それを身に着けるにはひたすら数をこなす事だと思います。
まぁ、拙の独り言なんですけどね…