客観視の恐ろしさ

先日、野球チーム関係者が集まる飲み会に途中から参加したのですが、皆さん適度にお酒が入り、野球論への語り口もかなり饒舌になっておられました。
各々が野球観や育成論をぶつけ合い、それを傍らで聞いているだけで参考になる知識は得られます。なので、そういう場は好きな方です。拙が顔を出してから2時間程で、その会はお開きになったのですが、家路につく帰り道で一人落ち込んでました。
実は、語らい場を客観的に観る自分に気付いてしまいまして… スキーの話をしていた昔を思い出しますが、技術論とか育成論に参加している己の姿を客観的に観ていると、いつの間にか自分を正当化してるんです。もうとにかく、その姿が醜いったらありゃしない。自分が正しいかどうかなんて、大した話ではないのです。だから、まだ余裕がないんでしょうかね… 誰がどう正しい意見を言っているのかも、本当はあまり関係がなくて、いかに選手が育ってくれるかが重要なんです。この先、どの様に成長してくれるかは選手次第ってところもありますし、彼らに継続させる/できる手段を染み込ませる作業が大事かと思います。携わる大人にも、ある種の無責任さや開き直りがあって良いと思います。そうでないと、頑張り過ぎてしまう指導や面倒見が、かえって彼らを遠回りさせかねないからです。

まぁ、今日は本当に独り言なんですけどね…

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