2016年シーズンから、プロ野球に導入された「コリジョンルール」ですが、プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)が、このルールの運用基準見直しについて、担当者が12球団を巡回して新基準を説明した上で、早ければオールスター第2戦が行われる7月16日に規則委員会を開いて決定する方針を示しました。順調に理解が得られれば、後半戦からの見直しが可能となるのだそうです。これまでもビデオ判定でジャッジが覆ることもありましたが、運用の基準は見直すけど、ルールは変えないということらしいのです。つまり、現在は守備側の選手が走路に入れないという基準を厳格に適用していますが、見直し案では実際に衝突が発生したときに捕手のブロックや走者の体当たりがあったかを判断することになります。現在のコリジョンルールについて、動画を使って少しおさらいをしておきましょう。