この数日話題となっている村田透投手。読売ジャイアンツ時代のニックネームは、「ポニョ」だったそうです。2007年のドラフト会議で1位指名でプロ入りし、活躍期待されながらも、わずか3年で戦力外通告を受けた苦労人です。2010年の国内合同トライアウトで、クリーブランド・インディアンスのスカウトの目に止まりマイナー契約を結んだでから、5年掛かりで、1A/2A/3Aと階段を上がり、ついに念願のメジャーデビューを果たしました。
先発で登板した村田投手は、3回1/3を投げ被安打4、失点5(自責点3)で惜しくも敗戦投手となりました。チーム方針により、翌日マイナー・オプションを行使され3A(コロンバス)に降格しました。地元メディアからは厳しい評価を受けたましたが、指揮官の評価は上々だったそうです。MLB公式サイトでは、「タフなデビューだったにもかかわらず、ムラタはポジティブな印象を残した」との見出しで、この日の投球について伝えています。マイナーから這い上がってきた30歳のルーキー右腕にとって、大きな一歩となったと思います。
一方、学童野球では、6年生主体の公式戦もあと残すところ僅かになってきました。なかなか、レギュラーに定着できないとか、怪我や未熟さ故に希望するポジションに付けないとか、頑張っているけど地元の選抜(連合)チームに惜しくも選ばれなかったなど、様々な場面で悔しさを感じていると思います。自信の無さも手伝い、本音をオモテに出さない選手もおります。本格的な成長期に差し掛かる彼らには、どうしても体格やそれを操る能力の面で差が生じてしまいます。それを糧にして、エネルギーに変えて、小学生最後の夏は自分の限界に挑み続けてください。練習を通じて実力差を埋められるだけでなく、ハートも強くなります。
「見とけよ!」
「もっと良い選手になってやる!」
と思い抱いて、次のステップに進んでほしいと思います。
村田透投手は、プロ入り後8年掛かって私達に「最高の見返し」をしてくれました。これからの活躍に期待です!
まぁ、拙の独り言なんですけどね…