ドラフト選手とスカウト(前編)

今年のドラフト会議は、大物選手が居ないといういわゆる「不作の年」なんて言われていますが、プロの道を目指して今年の指名を待った選手にとっては、これからがスタートですので是非「記憶に残るプレーヤー」を目指して頑張ってもらいたいと思います。
さて、今年のドラフト会議中継で3球団が競合し、「大瀬良 大地」投手を引き当てた広島東洋カープのスカウトの事なんですけど、確かスカウトが抽選に臨んだのはドラフト史上初めてだった事、入団交渉権を引き当てて涙ながらに会場でのインタビューに答えていたのには、すごく印象に残っています。ただ、その彼(田村スカウト)が言っていた、「5年間追いかけて、その思いが実った」という発言に素朴な疑問を感じました。

追いかける… 好きなアイドルの追っかけの様に? しかも5年間…

スカウトが公式戦や練習試合などで実際にプレーする姿を見続けるというのは、何となく想像出来るのです。バックネット裏に陣取り、スピードガンもって、望遠鏡で細かなフォームをチェックして、プレーをビデオに納め、試合のスコアを付ける。でも、それだけではないらしい。全国を廻れば、速いボールを投げる投手、強肩•俊足•強打の選手に出逢う事は、そう難しい事ではないと思うんです。ではなぜ、特定の選手をそこまで追い続ける必要があったのか…

続きは、Webで…

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