カットマン

グランド練習で内・外野のノックを受ける時、外野からの中継でカットに入るのは内野手ですが、キャッチャーから「もっと右」「もっと左」という指示が出ます。でも、主審として試合の時に感じることの一つに、敵・味方の応援やベンチからの声にかき消され、キャッチャーからの声が「内野手に届いているのかな?」と感じる場面があります。必死な時ほど、周りの声が聞こえなくなるのも理解します。さて、内野手が外野からの送球を受ける時、キャッチャーに対して背を向けています。捕った後は素早くキャッチャーに返球することを思いながら、外野からのボールを捕ろうとしますよね?主審は、本塁に向かってくるランナーと返球のタイミングを見ながら判定に備えるのですが、試合の時ほど、キャッチャーとの位置を自分の目で確認する内野手が少ない様に感じます。
この動画は、外野手がボールを捕球し振り向き様にどこを目標に返球するのか、内野手は外野手が返球をしやすい様に大きな的になること、内野手がキャッチャーとの位置関係を確認するという練習風景です。この動画に登場するのは外国人ですが、同じ小学生です。

グランド練習では自分のプレーを冷静に振り返る機会もあまりないでしょうから、どこまで意識して取り組めているのか、この動画を通じて一度確認してみてください。そして、思い当たる節があったら、週末のグランドで是非チャレンジしましょう!

まぁ、拙の独り言なんですけどね…

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