ファーストへ投げるスローイングにおいて、ボールに勢いのない選手がいます。特段、肩が弱いわけでもありません。これはファーストに近い、セカンドとライトでの守備で慎重になり過ぎているだけかと思っていたのですが、サード・ショートにチャレンジしてもらうと、慎重になっているだけではなさそうなのです。
捕球してからステップをして投げるというのは一般的な説明となりますが、この動画を観ると投げた後も重要だという事に気付かされます。特に1分55秒辺りに注目してください。ビリー・リプケン氏がボール3個を使って説明しています。
キャッチするポイント、スローイングするポイント、スローイングした後も投げた方向へ脚を運ぶ(ステップする)重要性を説いてくれています。
子供達に対しても、別のレッスン動画で同じメニューを紹介しています。
そう言えば、拙が小学生時代に左投げながら長嶋茂雄氏の様なスローイングをマネていました。ボールを握った指を相手に向かって揺らせるポーズも流行ってました(笑)
懐かしい長嶋茂雄氏のプレイ集でも登場しますが、解説者はランニングスローと表現しています。
1番目の動画に登場する様々なMLBプレイヤーのスローイングに注目して見直してみると、ファーストの方向へ体が向かっている事が判ります。また、捕球動作自体が無理な態勢ではないので、必ず狙った方向を目で確認してからスローイングするところも参考にしてほしいと思います。
まぁ、拙の独り言なんですけどね…