先日、息子と一緒に観た番組で、セリーグを制した広島東洋カープの打撃コーチが取り上げられていました。得点力向上のために、秋季キャンプから取り組んだ意識改革として、
「絶対に打たないといけない」
「自分で返さなきゃいけない」
という縛りをなくすために、
「7割の失敗をいかに生かすか」
「どう得点に生かすか」
「そういうのが打線のつながりを生む」
という話をしていました。
以前、阪神タイガースの監督である金本監督の考えを取り上げましたが、
色々な考え方があることに気が付き、広島の場合、今シーズンはうまくハマったということなんだろうと思いました。
でも、広島東洋カープはやることをやってきたんですね。 テーマとして、「とにかく数を振ろう!」というところから、キャンプで掲げた目標は2万スイングという数字です。
目的は、力強いスイングを年間通してできる体力をつけることだったそうです。
今年の快進撃を支えた攻撃陣は、「去年の秋、地獄を見てるやつばっかなんです。巨人のエースをひっくり返したのは、(秋のキャンプを)通り抜けた人間かなって改めて思いました」と東出コーチが感慨深くコメントされていました。(17分39秒辺り)
スイングの数を増やすために、一番手っとり早いのは素振りですが、向かってくるボールを打つとか、トスされたボールやシャトルを強く・遠くに飛ばすことも大切な練習で、それらを合わせて2万スイング振ったという事なのでしょう。
素掘りを毎日やっている選手達へは、(もっと単純に考えて)なぜもっとスイング数を増やす必要があるのか、またなぜ数多くボールを打つことが必要なのかを考えるキッカケとなる番組だと感じました。
まぁ、拙の独り言なんですけどね…