バットは投げない!
これは、ちょうど1年前に息子が選抜された連合チームでヘッドコーチをされた方が、結成後最初の練習試合前に、選手全員へ伝えてくれた大切な言葉です。
小学生が持つバットは、両親か祖父母に買ってもらったか、先輩選手のお下がりだと思います。初めて出場する大会、シーズン始めの大会ともなれば、ピカピカのバットを数多く見掛けます。でも、その扱いにはついつい閉口してしまいます。バットを引きずる様に投げてしまうと、せっかくのキレイな塗装も禿げてしまいます。個人的には、次の打者か、その次の打者にバットを引いてもらえたら、バットを投げることも減ります。
金属バットではないですが、あのイチロー選手は絶対にバットを投げたりしません。投げないそもそもの理由は、バットを大事にしているからなのですが、動画で確認してみましょう。
悔しさの余り、グローブやバットを地面や壁に叩き付けるシーンは、どこかで一度はお目に掛かることでしょう。でも、小・中学生選手達が手にするバットは、誰かから与えてもらった物です。高学年になると、カラーリングだけでなく、素材やメーカーにも拘りを持ち始めます。道具に興味を抱くこと自体、悪いことではありませんが、せっかくですからバットを普段の手入れ対象に加えるだけでなく、丁寧に扱う習慣を身に付けてほしいと思います。バットは、向かってくるボールを強く遠くへ跳ね返すための道具です。
是非、大切に使ってください…